プロパガンダででっちあげられた合意は十分情報を得た上での合意ではない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-c4513c.html
トニー・ブリンケン国務長官の新ツイッター記事は以下のように書いてある。
https://twitter.com/SecBlinken/status/1369313692886663173?s=20
「アメリカ人の命と重大な権益が危機にあるとき、我々は決して武力を行使するのをためらわないが、目的が明確で、達成可能で、我々の価値観や法律や、十分情報を得た上でのアメリカ国民の合意と一致する時にのみ我々はそうする。外交も使って。」
ブリンケンやアメリカ国務長官全員が言ったほぼ全てと同様、これは全くウソだ。
第一に、そもそも占領する権利がない外国にいるアメリカ兵や傭兵の命を数に入れない限り、アメリカ軍は、現代、決して「アメリカ人の命」を守るため使われたことはない。
米軍は侵入する敵軍からアメリカ人の命を守るために決して使われない。
今の世界秩序で、そういうことは決して起きない。
それは、上記のブリンケンが遠回しに言及した「重大な権益」、一極世界支配の狙いを守るために使われているのだ。
第二に、「十分情報を得た上でのアメリカ国民の合意」なしにはバイデン政権は決して軍事力を使わないというブリンケンの主張は、既に先月、バイデンのシリア空爆で露骨に間違っていることがわかった。
知らされていたにせよ、知らせられなかったにせよ、アメリカ人は決して空爆に同意していない。
アメリカが侵略した別の国(イラク)で、アメリカ軍隊が攻撃され、アメリカが現在経済戦争をしかけている第三国(イラン)が、その攻撃を支持したという全く裏付けのない主張で、
https://caitlinjohnstone.substack.com/p/bidens-iran-policy-is-just-trumps
アメリカが侵略している国(シリア)に爆弾を投下したのだ。
国民は決してこれに対する同意を求められなかったし、それが起きる前、しっかり状況を知らされることも全くなかった。
We will never hesitate to use force when American lives and vital interests are at stake, but we will do so only when the objectives are clear and achievable, consistent with our values and laws, and with the American people's informed consent - together with diplomacy. pic.twitter.com/KW3VBrwxIg
— Secretary Antony Blinken (@SecBlinken) March 9, 2021
アメリカ人の命と重大な権益が危機にあるとき、我々は決して武力を行使するのをためらわないが、目的が明確で、達成可能で、我々の価値観や法律や、十分情報を得た上でのアメリカ国民の合意と一致する時にのみ我々はそうする。外交も使って。pic.twitter.com/KW3VBrwxIg
-アントニー・ブリンケン長官(@SecBlinken)2021年3月9日、
第三に、アメリカ軍は、アメリカ国民の十分情報を得た上での合意で使われたことは決してない。
文字通り決して。
常に例外なく、百パーセント、アメリカの戦争のための同意は、マスメディア・プロパガンダとウソで、でっちあげられる。
https://www.corbettreport.com/warlies/
軍事作戦が大きければ大きいほど、そのための合意をでっちあげるために使われるウソは益々言語道断になる。
アメリカが、日々、外国で一日に何十発もの爆弾やミサイルを雨あられと浴びせるだけの比較的「平和な」時でさえ、アメリカ人は、自国軍と、それが破壊する標的に定める国々に関し、ゆがめられた徹底的なウソ言説の果てしない大洪水を浴びせられている。
https://caitlinjohnstone.com/2018/12/10/how-the-plutocratic-media-keeps-its-staff-aligned-with-establishment-agendas/
プロパガンダによって人為的にでっちあげられた同意は、睡眠薬ロヒプノールを飲まされた人とのセックスが合意のセックスでないのと同様、十分情報を得た上での合意ではない。
アメリカ帝国主義は十分情報を得た上での合意をあてにしておらず、偽情報を得た上での合意をあてにしている。
そのため、同意は、ニセ情報によってでっちあげられる。
十分情報を得た上での合意は、アメリカ軍の使用や、アメリカや同盟諸国の行動の他のいかなる重要な側面でも、本当に全く役割を果たしていない。
アメリカに中央集権化した権力同盟の、あらゆる側面が、大規模心理作戦の容赦ない大洪水で支えられている。
帝国主義、資本主義、選挙戦の駆け引き。
その全ての大黒柱のための同意は、常に金権支配階級のニュース・メディア、テレビ、映画によってでっちあげられている。
現代の主流の考え方や文化に最も影響力がある発生源の全てが、権力が人々の手に入らないようにするのに既得権を持った金権支配階級に酷く影響されている。
これこそ、誰が未来の埋め立て地用の最も儲かる区域を作れるか、お互い競争するのではなく、真実と美しさに基づく健全な世界に向かって、お互い協力する健全な新しいパラダイムに我々が進むのを阻止している唯一のものだ。
決して堅い障害が我々を止めているわけではない。
我々の檻は我々の頭の中にある。
権力者たちが自分たちに有利なように我々の心を操作し、我々が我々の人数の力を、健康な調和した楽しい世界を作るために使わないようにさせているためだ。
Tyranny By Propaganda Is Tyranny By Force
— Caitlin Johnstone ⏳ (@caitoz) February 16, 2021
"Chaining people's bodies looks tyrannical while chaining their minds does not, but as far as the powerful are concerned they accomplish the same goal."https://t.co/TeLLTbV25m
プロパガンダによる暴政は、力による暴政だ
「人々の体を鎖でつなぐと暴政に見え、人々の心を鎖でつないでも、そうは見えないが、権力者連中は同じ狙いを実現できる。"https://t.co/TeLLTbV25m
-ケイトリン・ジョンストン-(@caitoz) 2021年2月16日
それは我々が、彼らに、十分情報を得た上での合意を決してしていないことを意味し、既存権力構造に全く正当性がないのを意味するので、この混乱のために我々の同意がでっちあげられている事実を知っておくことは重要だ。
彼らが我々から我々の権力を盗んだがゆえに彼らは権力を持っており、それを奪回するのは我々の権利だ。
我々は連中が自分たちに有利なよう不正操作した政治制度や、連中が主流言説を制限する、連中に受けいれられる論説というイデオロギーに従う必要はない。
我々は権力を奪えるのだ。
我々が、連中のプロパガンダ工作に対する大衆の信頼を弱め、大多数の大衆を真実に目覚めさせることを優先事項にした後、それは起き、我々が十分な数の人々を、連中の大規模心理操作からを解放した後にしか、これは起きない。
https://caityjohnstone.medium.com/the-left-will-never-achieve-its-goals-until-it-prioritizes-countering-establishment-propaganda-7167ff6b897d
十分な人数の人々が、連中のプロパガンダでもたらされた眠りから目覚めた途端、我々の本当の人数で立ち上がり、我々の巨大な筋肉を収縮させて、発砲せずに、社会病質的な巧妙な操縦者連中から、我々の世界を取り戻すことができるのだ。
私は、これが起きる、それがかなり早く起きると心から信じている。
その時、我々は我々の心から彼らのいやらしい指を引き抜き、一緒に本当に驚くべきものを作るのだ。
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私は、まず、今回の金融セミナーを、「今の世界は、ニセの現実 fake reality (フェイク・リアリティ)である」から、始める。
この「ニセの現実」は、評論家の田中宇(たなかさかい)氏が使い始めた。
私は、それを、簡単に英語に造語して、「フェイク・リアリティ」と発案した。
この造語は、英語圏の人たちにも、「ああ、そうだよなあ」と通用する。
何から何まで、奇妙に、ウソ八百で、映像で作り上げられている世界になって来た。
ネット映像の仮想現実の造形の業界では、CG(シー・ジー。コンピュータ・グラフィックス)が、発達して、virtual reality (ヴァーチュアル・リアリティ) 「仮想現実」 という、これも、初めは日本人の造語だろうが、から、始まった。
その後、augmented reality オーグメテンテッド・リアリティ 、AR(エイ・アール)が出てきた。
これは、「拡大とか拡張現実」と訳す。
ハリウッドの映像技術世界から、言われ出して、さらに、それらのハイブリッドを表わす、MR(エム・アール)、mixed reality ミックスド・リアリティ まで言われるようになった。
これらは、すべてウソの、作られた、虚構の現実だ。
この作られた、フィクション(虚構)の世界の中で、私たちは生(い)かされている。
いいように、騙されて、陰(かげ)、裏(うら)、上(うえ)からこの世界を支配する者たち、すなわち、ディープ・ステイトたちに、よって、操(あやつ)られている。
だから、私が、造語した、 フェイク・リアリティ(FR、エフ・アール)である。
コロナ・ワクチン騒ぎ(これもまさしく、仮想現実、ニセの現実だ)も、アメリカの大統領になったバイデンが、どこに居るのかも分らない、で、人々の前に出てこないで、カリフォルニア州のパームスプリングズのキャッスル・ロックスタジオにいるらしい。
ワシントンのホワイトハウスには、居ない。
世界をいいように操る者たちにとって、一番大事なことは、金融・経済だ。
世界中の、おカネの動きである、各種の金融市場(マネー・マーケット)もまた、おかしなフェイク・リアリティー「ニセの現実」で、動かされている。
この話を、私は、今度の、金融セミナーで、いろいろとする。
私は、今の米、欧、日の “ 先進国ダンゴ3兄弟”、が、やっている ジャブジャブ・マネー(金融緩和 、緩和マネー。QE=キュウ・イー、quantitative easying money クワンティテイティブ・イージイングマネー)の、必然性と、「コレしか他に、やることがないんだ」という、この、ニセの現実(フェイク・リアリティ)の現状を、ずっと、考え続けている。
そして、その源流 というか、この問題を、一番初めに、深刻に考え込んで、2人で、話し込んだ、偉大な2人の天才経済学者の、 真剣な対話(論争とされる)に、行き着いた。
私は、ケインズ と ハイエク という、おそらく、今でも、この2人だけが、現代の経済学者として、偉大で有り、他は、どうでもいいよ、と言える、この2人の、ケインズ「貨幣論」( Treaties of Money トリーティーズ・オブ・マネー、1930年刊)と、 それを厳しく評論した、ハイエクの「ケインズの「貨幣の純粋理論」についての考察」および、ふたりの手紙でのやり取り(1931年)の論文集を、徹底的に読んでいる。
「おカネとは何か」を、人類史上、一番、最初に、真剣に論じ合ったのは、このふたりの天才経済学者たちだ。
すでに、その前年(1929年10月)に、NY発の世界大恐慌(ザグレイト・デプレッション the Great Depression )は、始まっていた・・・。
世界最悪の侵略国家アメリカ
世界最悪の侵略国家アメリカ 2
世界最悪の侵略国家アメリカ 3
慢性的洗脳を離脱する頃合い
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