【予告なし街宣】東京・北千住駅西口 2020年6月16日【れいわ新選組代表 山本太郎 】
https://www.youtube.com/watch?v=xGIHqSCZLLM
山本太郎 東京特設サイト
https://taro-yamamoto.tokyo/
東京都8つの緊急政策
https://taro-yamamoto.tokyo/policy/
れいわ新選組・山本太郎代表が東京都知事選に立候補 〜 「判断の理由は一貫している。 苦しむ人々を何とかしたい、それだけだ。」
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=242567
東京都知事選にれいわ新選組から山本太郎代表が出馬することを発表しました。
すでに出馬を表明していた宇都宮健児氏は弁護士としてサラ金問題に体を張って取り組むなど一貫して弱者の立場で活動してこられ、リベラルな有権者からの期待を集めています。
山本代表が出馬を検討していることが報じられて以降、野党統一候補に絞るべき、リベラル票を食い合うのでどちらかが降りるべき、山本代表は国政に出るべき、など様々な意見がネットに上がりました。
いずれも小池現職への対抗上、あるいは政治家山本太郎への希望もあるようでした。
これまで宇都宮氏はこうした裏事情で立候補を断念させられた経緯があり、また今回は山本代表の立候補が「邪魔」という声になりました。
こうした中、安富歩氏らは「選挙に勝つために都合の悪い誰かの立候補をやめさせるなどは民主主義の原則を損なっている、ヤバい」と指摘していました。
様々な支持者らの戸惑いに対して山本代表は、宇都宮候補の言葉として「選挙は勝ち負けだけでなくそれぞれの政策提案の場」と紹介し、宇都宮氏の立候補を尊重し、同時に自身の立候補への決意を示しました。
さらに、立候補の表明が遅れたのは野党統一候補への模索が続いていたためで「消費税5%」という最低限の合意ができなかったことが理由で実現しなかったことを明かしました。
そして最も重要な「なぜ山本太郎が東京都知事選に立候補する必要があるのか」という問いに対し、静かに語るうち次第にテンションが上がり、かつての街頭演説のように思いの丈をぶつけました(13:00〜18:40)。
都民に届けるべき政策も非常に具体性のあるものでした。
大手メディアの記者は、小池知事の立候補会見の時とは打って変わってズケズケした質問をしていましたが、結果的に他党に遠慮のない独自の公約を引き出すものとなりました。
ところで現段階の各種調査では小池候補が圧倒的に優位で、他の17人の候補は誰であっても逆転するのに「奇跡が必要」という厳しい情勢だそうです。
山本代表は、いや山本太郎候補は「宇都宮候補の票を割るのではなく、自分は小池候補の票を削ることができる、選挙に無関心だった無党派層を起こす」と、その覚悟を語りました。
山本太郎という人にはいつも驚かされますが、彼は袋叩きにあったとしても出馬を変えなかったでしょう。
目の前に困った人がいる限り。
山本太郎 都知事選「立候補」会見 6/15【全86分】
https://www.youtube.com/watch?v=D86a_YuqmlA
小池支持溶融進展下で都知事選情勢が急変
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-a89a71.html
れいわ新選組の山本太郎代表が東京都知事選への立候補を表明した。
山本太郎氏は日本で数少ない優れた政治家である。
自分ファーストの政治屋が多いなかで、本当の意味で他者のために全力を注ぐ政治家である。
公約の第一に東京オリパラの中止を掲げたことは特記に値する。
東京オリパラは断念するべきときが来ている。
もともと東京への招致自体が正しいものでない。
小出裕章氏が昨年末に
『フクシマ事故と東京オリンピック【7ヵ国語対応】』
“The disaster in Fukushima and the 2020 Tokyo Olympics”
(小出裕章著、径書房)
https://amzn.to/2OAIdzO
を出版された。
フクシマを放置し、フクシマの被災者を切り捨てて東京で五輪を開催しようとすること自体が間違っている。
これまでに巨額の資金を投じたのにやめるのかとの声があるが、少なくとも現在の日本の状況、世界的なコロナ感染拡大の状況を踏まえる限り、東京五輪を開催することの妥当性が消失している。
五輪開催に固執すれば、さらに国民の税金が費消されてしまう。
これ以上損失を拡大させないためにも五輪中止の早期決断が求められる。
小池都知事が「五輪ファースト」、「自分ファースト」で行動し続けており、東京都の主権者に明確な選択肢が提供されることになる。
問題は出馬表明が遅かったこと。
山本氏は4月30日の時点で
「対抗馬として立ったらどうかということだが、なかなか難しいだろう。」
「都知事選と言っても小池氏の圧勝だ。」
と述べていた。
小池都政の継続を許すべきでないと考える主権者が多数存在する。
「安倍政治を許さない」と考える主権者だ。
この主権者の声を代弁する候補者が不在になることは許されない。
この状況下で宇都宮健児氏が名乗りを上げた。
都知事選への三度目の挑戦である。
その後に山本氏が出馬表明をした。
山本氏も熟慮に熟慮を重ねたうえでの判断であるから尊重される必要があるが問題もある。
宇都宮氏を支持する主権者と山本氏を支持する主権者が重なること。
両者が同時に出馬すると票が分散してしまう。
当選者が一人しか出ない選挙では候補者調整が極めて重要になる。
山本氏と宇都宮氏の得票合計が第一位得票者を上回りながら両者とも第一位になれないという事態を避ける必要がある。
主権者は極めて難しい対応を迫られる。
山本氏が野党統一候補の道を選択しなかったのには正当な理由がある。
それは、立憲民主党も国民民主党も消費税減税、消費税廃止に背を向けたことだ。
コロナ対策の第2次補正予算規模は32兆円に膨らんだ。
この規模の補正予算を編成するなら、消費税廃止を実行できる。
使途不明の財政民主主義を破壊する10兆円の予備費を計上することを容認して消費税減税・消費税廃止を主張しない立憲民主党、国民民主党は結局のところ、財務省の支配下に置かれているとしか言えない。
山本氏は野党共闘の条件として消費税減税、消費税廃止を訴え続けてきた。
この声に対して真摯な姿勢を示さなかったのが立憲民主党と国民民主党である。
しかし、共産党は消費税減税・消費税廃止に賛同している。
社会民主党も賛同する余地があるはずだ。
宇都宮健児氏を支援する勢力の中心は共産党であるだろう。
都知事選に出馬するのであれば用意周到な候補者調整に力を尽くすべきであった。
なぜなら、選挙においては勝つことが何よりも重要になるからだ。
小池百合子圧勝と言われてきたが、小池氏の票が融解する可能性がある。
小池都政を刷新できるチャンスが到来している。
極めて重要な選挙になる。
コロナで人々が生存の危機に直面するなかで五輪開催にさらに巨額の血税を注ぐべきか。
東京都の主権者がどのように判断するか。
情勢は急変している。
重要な都知事選挙で有益な結果を生み出すために対応方法を早期に策定しなければならない。