山本太郎逮捕の既視感
https://tanakaryusaku.jp/2020/01/00021701
写真は香港ではない。政権の意に沿わない国会議員を警察が連行する。日本でもそんな日が来ることを想像させる光景だった。中央の白シャツが山本太郎議員(当時)。=2014年7月1日、国会議事堂通用門前 写真:田中龍作=
警察が国会議員のゴーグルを無理矢理に外し、ペッパースプレーを顔面に吹き付ける…
こんな光景を日本で目の当たりにしたら、あなたはどう思うだろうか?
1日、香港の反政府デモで民主派の立法会議員(日本の国会議員に相当)が、この惨劇に遭った。
警察が加害者となる暴行傷害事件でもある。
この民主派議員は許智峯氏。
同日、銅鑼湾で許議員は、デモ隊の若者を守るため機動隊に抗議したところ、ゴーグルをはね飛ばされ、ペッパースプレーを浴びせられた。
田中はデモ現場で幾度も目撃しているが、許議員は体を張って機動隊から人々を守る。
昨年9月15日の反政府デモの際、逮捕されそうになった夫婦を守ろうと、許議員は機動隊の前に立ちはだかった。
警察は公務執行妨害で議員を逮捕した。
案の定だった。
香港で市民に寄り添うのは、それこそ命がけだ。
日本と違って民主派を張る以上、逮捕覚悟で人々を守らなければならない。
警察による国会議員への暴力行為を日本でも目にしたことがある。
ゆえに香港の事件には既視感があった。
2014年7月1日、集団的自衛権の行使が閣議決定された日のことだ。
首相官邸と交差点をはさんで対角線上にある国会議事堂通用門前で事件は起きた。
「デモ隊メンバーの逮捕理由を説明して下さい」。警察に抗議する民主派の許智峯議員。自らも逮捕歴がありながら臆せずに立ち向かう。独裁体制下にあって市民に寄り添う政治家は危険と背中合わせだ。昨年10月14日、香港 撮影:田中龍作=
山本太郎議員(当時)が集団的自衛権に反対する演説を行おうとしたところ、警察に力づくで排除された。
山本議員はじめ数人の市民が警察に押し倒されたり、腕をねじあげられるなどした。
山本議員はアスファルトの地面に2度も尻もちをつかされた。
国会議員が、公道上で倒され警察官たちにより通せんぼされている状況は、ツイキャスなどで広く伝えられた。
「警察は暴力で僕たちを排除した。これが安倍政権の姿です」。
山本議員は訴えた。
国会議員に演説もさせず、押し倒して、30分間にわたり行く手を阻む。
政権の言うことを聞かない者は、国会議員であろうが警察による弾圧の対象となる。
この事件から6年が経つ。
警察権力の横暴は年を追うごとに酷くなった。
2016年に沖縄であった一斉逮捕は、共謀罪の予行演習だった。
日本も香港同様、法治国家ではない。
人々に寄り添う政治家はいつ逮捕されてもおかしくないのだ。(敬称略)
~終わり~
【山本太郎】太郎さん、聞いてください!自衛官の現実!
https://www.youtube.com/watch?v=I--YnKJvWdM
国民の思想信条の自由や表現の自由、集会の自由などを取り締まる姿勢を強化したのは、首相秘書官だった大石吉彦氏 / 自国のスキャンダルに目をつぶり、韓国叩きばかりをやっているワイドショー
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=210230
【全面戦争勃発か】米がイラク・バグダッドでロケット弾攻撃!イラン革命防衛隊ソレイマニ司令官を殺害!イランは”報復宣言”で、自衛隊も危機的状況に!
https://yuruneto.com/us-kuubaku-iraq/
どんなにゅーす?
・2020年1月3日、米軍がイラクの首都バグダッドでロケット弾攻撃を実施。
米政府は、これによりイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害したと発表した。
・これを受けて、イランのハメネイ師は、米国に対して「手を血で汚した犯罪者を待っているのは厳しい報復だ」とツイッター上で宣言。
米・イランの全面戦争に発展する危険性が高まっている。
・安倍総理は、先日に自衛隊をホルムズ海峡周辺海域に派遣することを閣議決定しており、日本の自衛隊にとっても米・イランとの全面戦争に巻き込まれる危険が高まっている。
イラン最高指導者ハメネイ師、米国への報復を約束 司令官殺害で
https://jp.sputniknews.com/middle_east/202001036988465/
ついに、トランプが一線を超える軍事行動に…!米・イランの全面戦争に発展すれば、日本の自衛隊も巻き込まれること必至の状況に…!
★9・11被害者集団訴訟~ブッシュ大統領に損害賠償70億ドル
https://amor1029.exblog.jp/12607962/
テレ朝の元旦・安倍総理独占インタビュー番組の気持ち悪さ 〜「桜を見る会」疑惑は安倍総理の言い分のみを垂れ流し、あげく「憲法改正で解散」を問うインタビュアーの怪
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=224578
元旦に放映されたというテレ朝の安倍総理への独占インタビュー番組をネット上で知るにつけ、なんとも名状しがたい気持ちの悪さを感じていました。
ネット上で主に指摘されていたことは、「桜を見る会」名簿が「破棄済みで検証不能」という事態に対して、安倍総理からは「個人情報流出の危険があるためルールに従って処分した」という、これまで通りの周回遅れの回答にとどまったことから、「たかだか1万8千人のデータ管理もできないのならば、マイナンバーなど危なかしくて任せられない、即刻やめろ」というものでした。
それはそれでもちろん真っ当な指摘ですが、それ以上の気持ちの悪さの原因は、小西ひろゆき議員のツイートが指摘されたように、安倍総理の言い訳を垂れ流しただけに終わり、この貴重な機会に正しい追求ができなかったテレ朝にありました。
毛ば部氏の言葉を借りれば「本当にアタマが腐っているとしか思えない」提灯番組でした。
動画12:20あたりから「憲法改正での解散があるか」という仰け反る質問を発したインタビュアーに
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000172849.html
「バカなのか?」
とのツッコミは拍手でした。
総理大臣は憲法を守ることが義務、自民党総裁は「解散」をする権限はない、この当たり前をなし崩しにするマスコミが、ここまで安倍晋三をのさばらせてしまったのだと改めて感じたのでした。