北方領土はもう2島さえも帰ってこない | きなこのブログ

きなこのブログ

大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…

 

【トドメ】露ラブロフ外相「北方領土は大戦によってロシア領になった」0島返還で平和条約締結を示唆!河野外相が日本領かどうかの明言避けていた中で!
https://yuruneto.com/lavrov/

 

 

すでに”0島返還”による「平和条約締結」の道筋が着々!プーチン&安倍総理によって「北方領土はロシア領」にされてしまう危機が浮上も、「自称・愛国保守」はダンマリ!
 
いよいよ、「0島返還で平和条約締結」の道筋が強力に作られてしまいつつある状況になってきたわね。

安倍総理が勝手に「2島返還」で大きく譲歩したばっかりに、
https://yuruneto.com/abe-2tou-danmari/
 
これを足がかりにロシア側が日本政府に「北方領土がロシア領だと認めろ」との囲い込みが始まっている状況で、これを日本政府が認めた後に、”有償”で「2島を貸し出し」という着地点が設定されていることがぼんやり見えてきた感じね。
 

 

日露首脳会談、ほとんど進展なしだった模様!与党内「プーチンは手強い」!マスコミは「一致」「確認」「調整」などと報じるも、”本当の悪い内容”を隠蔽している可能性も!?
https://yuruneto.com/nitiro-kakunin/

 
どんなにゅーす?
 
・2019年1月22日、ロシア・モスクワで行なわれた日露首脳会談を終えた両首脳が共同記者発表を行なったものの、領土問題の具体的な進展などの発言はなく、「実質的な中身ゼロ」といった批判が出ている。
 
・昨年の日露会談後には、安倍総理は「2島返還をベースにした交渉が進んでいる」とも受け取れるような大風呂敷を広げていたものの、
https://yuruneto.com/nitiro-2tou/
 
その後にロシア側が日本に激しい圧力をかけている実情が見え隠れしてきており、
https://yuruneto.com/lavrov/
 
「本当の悪い内容」が意図的に隠されている可能性も潜んでいる。

 

 

今回も、「事の本質」を必死に隠蔽する大手マスコミ!すでに「売国前提」で水面下で事が進められている懸念も…!


端から「期待ゼロ」だった日露首脳会談だけど、やっぱり予想通りの結果に終わったみたいね。

ただ、私は、プーチンさんがいつもよりもさらにトーンが落ち着いていて、若干安倍総理に気を遣っているように見えた点が少し気になったわ。

夕方にやっていたTBSのニュースでは、プーチンの口調が、「あなた(вы・ヴイ)」から「きみ(ты・トゥイ)」に変わっているという点を指摘した上で、「プーチン氏が安倍総理に歩み寄りをしようとしているのではないか?」との見立てを報じていたけど、これは、むしろ逆なのではないだろうか?
 
つまり、プーチンと安倍総理は、すでに、名実ともに「北方領土が完全にロシアのものである」という一致した認識の下に調整が進んでおり、プーチンは、安倍総理が売国してくれた「お礼」として、こうした実情を当面伏せておくことにしてあげたのではないか…といった懸念がどうしても頭をよぎってしまうんだよ。

なんせ、(この記事で紹介したように)
https://yuruneto.com/putin-kugen/
 
日本のマスコミと安倍総理がグルになって「ヤラセの質疑応答を行なっている実態」を面白おかしく指摘しつつ、こうした日本政府のレベルの低さを全部見通してきたプーチンさんだもの。

 

 

端から安倍一派を心底見下しているのは確実ですし、こんな状況で「対等な立場の交渉」が出来ると思っている人の方がむしろ奇特なんじゃないかしら?

 

 

史上稀に見るほどの反知性、そして、他の追随を許さないほどの徹底したアメポチ…こんな安倍総理に、非常に高いレベルの外交力が求められる北方領土交渉など出来るはずがない。

少なからず、プーチンにある程度認められるためには、安倍総理とは真逆のような人物(高い知性と教養を持ち、「隷米主義」とは対極をなす「対米自立」の考えを持つ人物)を総理にしないかぎり、絶対に無理なのではと思うよ。

与党関係者による「プーチン氏は手強い」との言葉がそうした内情を大きく物語っているのかもしれないわね。

 

 

とにかく、安倍総理はすでに、プーチンさんに「赤ちゃん扱い」されちゃってるのは確実でしょうし、すでに、日本側による「激しい売国前提」で物事が進んでしまっている危険性はどうしても拭えないわね。

 

 

[2384]北方領土は、「2島さえ帰ってこない」が、はっきりした。安倍政権は責任を取れ。 
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

 
日ロ(安倍首相とプーチン大統領)の北方領土交渉( 1月22日、モスクワで)大詰まりを迎えた。
 
これで、成果が出る、と、みんな(関心のある日本人は)思ったら、そうではなかった。
 
また先延ばし、だそうだ。
 
一体いつまで先に延ばす気か。
 
ついにはっきりした事実は、「2島さえ帰ってこない」という事実が、冷酷に、日本国民に突き付けられた。 
 
「4島どころか2島さえも帰ってこない」となった。
 
これは、この先も、ずっとこうだ、と 予測するに十分だった。
 
これで、もう安倍政権は、外交で大失敗した、と、判定を受けるべきだ。 
 
だが、安倍晋三は、そのあと、昭恵と共に、そそくさとモスクワから、スイス(ダヴォス会議に出席)に逃げた。
 
初めからこうなると、知っていたのだ。

 

 

安部晋三は、日本で激しい質問と、批判の嵐が起きることを、心底、厭(いや)がっている。

副島隆彦の解説。 
 
安倍は、昭恵や、閣僚たちと共に、1月22日に、モスクワ(クレムリン宮殿)で、プーチンからバカ扱い されたあと、悔しいから、スイスのダヴォスに行った。
 
会議に出席するふりをして、どこの国にも相手にされないから、自分たちだけで、スキーでもして、遊んでいるのだろう。
 
「骨休み、だ」と。
 
世界から見たら、惨め極まりない、自分たちの哀れな姿に気づいてる。
 
だが、居直るしかない。
 
この程度の国(くに)であり、国民なのだ、と。
 
随行の、各社の政治部の記者たちも知らん顔をする。
 
というよりも、自分たち自身が、官房機密費貰(もら)いで、腐敗して、汚れたエリート新聞記者たちだから、ソーリとご一緒に遊んでいる。 
 
これが、真実の日本の指導者たちの姿だ。 
 
副島隆彦の解説終わり。

 

 

(転載貼り付け始め)
 
〇「 日露首脳、平和条約前進で一致 領土「解決は可能」」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000507-san-pol
 
〇北方領土問題「進展すると思わない」72・9% 産経・FNN合同世論調査
https://www.sankei.com/politics/news/190121/plt1901210006-n1.html

( 転載貼り付け終わり)

 

 

このように、安倍晋三を熱烈に支持している産経新聞の読者たちは、世論調査で、事前に、「領土問題の交渉は、進展しない」と分かっていた、となっている。
 
それを、安倍の大失敗の判明の直前(1月21日)にこうして載せている。 
 
安部晋三は、自分が責任を取らなければならない、ということを自覚したがらない男だ。

とんでもないプラグマティストで、自分が政権を維持できさえすれば、どんなウソでも、居直りでのする、という、恐るべき恥知らずの男だ。
 
元々、そういう人間なのだ。
 
本当は、「もうロシアは2島さえも返す気が無い」と満天下にはっきりした、今回の事態は、この事態が、はっきりしたことは、これで、日本政府の基本政策の政策変更になる。
 
政府の政策決定は、閣議(かくぎ。キャビネット)で決定される。
 
従来の大方針からの政策変更となれば、これは、内閣総辞職である。 
 
安倍政権は、退陣しなければいけない。
 
これが、“ 憲政の常道(けんせいのじょうどう)” だ。
 
この内閣総辞職 が起きないと、今度は、国家体制 がおかしなことになる。
 
責任を取る所在がなくなる。 
 
あれほど、長年、小学校、中学校の教科書にも載せ、「北方領土の返還を実現しよう」、「北方領土を思う」、「北方領土を忘れない」と、ずっと、50年以上、国民に教育し、宣伝して、日本政府の外交の基本政策にしてきた。
 
それが、ロシア外務省(ラブロフ外相)が、「これまでに、日本と領土問題を議論したことは、ない 」と宣言してしまったのだから。 

 

 

「返せ、返せ」、「不法占拠している北方4島を日本に返還せよ」と、私たち(日本人)としては、言い続けました、と言うだけのことになる。
 
だから、このような大きな政策変更は、内閣(政権)の大失敗であるから、総辞職するべきことだ。 
 
それを、やらない。
 
やるきがない。

 

それを、日本国内から、「安倍政権は、総辞職せよ。内閣は倒れるべきだ」という声が、これから、沸き起こるべきだ。
 
私は、この 1月8日に、ここの重たい掲示板「2379」番 に、日ロ交渉の領土問題について、以下のように書いた。

(転載貼り付け始め)
 
「・・・・これは、まだテレビ、新聞に 公(おおやけ)にならない。安倍政権は、「2島の先行(せんこう)返還でいい。残りの2島は、このあとも協議が続く」というウソ を国民各層の中に、今、必死でまき散らして、「日本人は2島(歯舞、色丹島)だけで我慢しよう。それで平和条約。そして、サハリン(樺太)からの、原油・天然ガスの輸入を始める」という決断で動いている。
 
サハリンから、宗谷岬まで海底パイプラインを敷設して日本に持ってくる。
 
プーチンの最大の狙いは、日本に天然ガスを買わせて、シベリア開発の資金を手に入れることだ。
 
さあ、安倍晋三たちは、 これから日本国民を、どうやって、宥(なだ)めて、騙(だま)くらかして押さえ込んで、このまま、「2島だけで我慢する」で、押し切れるか。
 
だが、強固な安倍支持層の中の右翼たちが、黙っていないだろう。
 
安倍政権はひっくり返るのではないか 」 
 
(転載貼り付け終わり)
 
と、私は書いた。 
 
そうしたら、今度の1月22日の首脳会談(3時間話した)で、「4島どころか、2島も帰ってこない。そもそも、ロシア側に日本との領土問題は、存在しない」ということが、明らかになった。
 
だが、「ロシアは、4島どころか、2島も返さない。これまで、そのような領土問題の話を、日本側としたことがない。ロシアは日本に言質(げんち)を与えていない」という視点で、冷酷に、日ロ交渉を、専門家として、ずっと書いて来た人がいる。
 
最近、私の目に留まった範囲で、岩下明裕(いわした・あきひろ)九州大教教と、それと、黒井文太郎(くろいぶんたろう)という雑誌記者の 文章が優れていた。
 
「ロシアは、日本と領土問題を、これまで外交交渉の場で、したことはない」というのである。
 
驚くべきことだ。
 
それでは、日本側の、日本国民に大量に流された、「北方領土が帰ってくる」という、希望的な観測や、分析や意見の数々は何だったのか。
 
日本人が、勝手に、舞い上がっていただけだ、ということになる。
 
 
こうなると、意固地になって、「4島一括返還 が無い限り、ロシアとの外交交渉はしない」と言い続けた人たちが、正しい、ということになる。
 
総じて、いわゆる反(はん)ロシアの、反共右翼(はんきょううよく)たちの立場、態度だ。 
 
彼らは、これを、これからも言い続けるだろう。  
 
ようやく、2018年(去年)の11月14日の、シンガポールでの首脳会議で、「1956年の日ソ共同宣言(ここで 河野一郎が漁業交渉と合わせて結んできた、国交回復の合意)を基礎として交渉を加速させる」と、明言された。
 
このことを、この1月14日に、モスクワで、ラブロフ外相が、日本の河野太郎外相との共同会見(これを、日本側が、断った)なしで、1人で、「日本との領土問題はこれまでも存在しない。今が、出発点だ」と答えた。
 
 
このとき、ラブロフ外相に、共同通信の立派そうな日本人の記者が、ロシア語で、「それは、日本への最後通告(さいごつうこく。ultimatum アルティメイタム 。交渉決裂)ではないか」と記者会見(プレスコー)の会場から質問した。
 
それに対して、ラブロフは、「いや、これは、交渉の出発点だ」と、答えた。
 
極めて印象的な光景だった。
 
私は、これを、RTV(エル・テエ・ベ。ロシア国営テレビ)の報道で、私は見た。
 
強く印象に残った。
 
どうやら、今に至る、安倍晋三の、プーチンへの擦(す)り寄りの 内容は令の、2年前の、2016年の12月15日の、山口県長州、長門(ながと)の大谷(おおたに?)荘での会談で、「2島プラスα(あるふぁ。これは海域、海面の共同利用のこと)」でいい、と「2島先行(せんこう)返還」に舵を切った、らしい。
 
読売新聞が、そのように、スクープで報じていた。
 
それから、2018年9月のウラジオストックの「東方(イースターン)経済フィーラム」で、踏み込んで「2島だけ返してくれればいい。その前提として4島の主権がロシアにある、と認める」と、プーチンに言質(げんち)を取られたらしい。
 
日本の外務省は、昨年の11月まで、安倍政権(官邸)が、勝手にやることが、不愉快で、自分たちが、ほったらかしにされていると、分かっていて、ずっとサボタージュを決め込んでいた。
 
官僚たちは、外務省だけでなく、どこも、早く安倍政権が終わって欲しいと思っている。
 
特に財務省がそうだ。
 
ところが、このあと、外務省は、年末から、態度を変えて、安倍政権と一体となって、「2島だけでいい」で動いた。
 
秋葉・・・という男が、安倍のお気に入りで、こいつが、外務事務次官になったので、こういうことになった。
 
今、外務省は、しまった、これは、自分たちの大失敗だ、官邸と一緒になって、外交のド素人たちとと動くべきではなかった、と、気づいて、呆然となり、ヒドく落ち込んでいる。 
 
もう、このあとは、従来のような、ダメッジ・コントロールで、逃げ切ることは出来ない。
 
安倍晋三は、自分の足下から、自分を突き上げてくる、「4島一括返還でなければ、絶対にダメだ」の、右翼言論人たちと、反共右翼たちからの、自分への攻撃が怖い。 
 
「正論」やら、「WILL」やらで、安倍晋三への総批判が起きるだろう。 
 
だが、この勢力に対しても、すでに、安倍政権は手を回しているのだろう。
 
次に、日本の素朴に愛国的な国民が、騒ぎ出すことが怖い。
 
この中には、反(はん)自民党であるリベラル派の人々も含まれる。
 
「北方領土は、一つも帰ってこないんだって。がっかりだ」という、多数派の、穏健(おんけん)だが、いざというときには、国論(こくろん)を動かす、保守的な大衆が、熱いマグマの層のようになって、やがて吹き上げるだろう。
 
「ロシアとの外交交渉で、北方領土が帰ってくる、と、ずっと、あんなに政府は、公表していたのに、全く成果がない」と、分かったら、この層が、動き出す。
 
「2島さえも帰ってこない」が、これほどに満天下に、バレてしまったのに、何食わぬ顔をして、 「次は、6月の 大阪での G20(主要20カ国首脳会議)で、プーチンと協議して、交渉は前進する」と、言われても、もう、国民は信じない。
 
漠然としているが、大きな意味での、愛国的な大衆が、もう我慢しない。
 
彼らをこれ以上、騙(だま)すことはできない。

だから、安倍政権は倒れる。  
 
(終わり)
 
副島隆彦拝 

副島隆彦講演会 DVD・ビデオ
http://snsi.jp/shops/index#dvd
 

 

仮想敵国のロシアに「北方領土返還」を求める

 

北方領土が「南クリール諸島」に

 

日本は独立国ではないので2島返還はない

 

トランプ・プーチン 対 戦争屋の構図