http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-9493.html
この根幹は何か。
1.政策路線を基軸にした野党連携、野党共闘であること。
2.党派による党利党略を取り除くこと。
3.主権者=市民を基軸とすること。
この方式で北海道と新潟では野党が選挙態勢を構築した。
その結果、北海道では12の選挙区のうち、5つの選挙区で立憲民主党が勝利し、3つの選挙区で立憲民主党候補が比例復活当選した。
12の選挙区のうち、8つの選挙区で立憲民主が議席を確保した。
新潟県では6つの選挙区のうち、3つの選挙区で野党共闘候補が勝利し、1つの選挙区で希望の党に合流しなかった民進党系無所属候補が勝利した。
野党共闘に際しては、
戦争法制廃止、憲法改悪阻止
原発再稼動反対
消費税増税反対
などの基本政策が確認され、この政策路線を基軸に共闘が展開された。
共産党は多くの選挙区で立候補予定者の出馬を取りやめた。
共産党が立候補者を取り下げ、野党が共闘体制を敷いたことで野党共闘候補が勝利できたのである。
これらの行動はすべて、安倍政治に反対する主権者の立場に立脚するものである。
https://www.alljapan25.com/
では、政策基軸、超党派、主権者主導で候補者を一本化して総選挙に臨むことを提唱してきた。
今回総選挙では、北海道や新潟で、この考え方が実践されたと言える。
その結果は、自公勢力にほぼ拮抗する議席獲得というかたちになって表れた。
この新潟メソッド、北海道メソッドを全国に広げてゆけば、政治状況の大転換は決して不可能ではない。
新潟県では、県知事選に際してこの方式が採用された。
その結果、原発稼動に反対する候補者の当選が実現した。
民進党は原発推進候補の当選を側面支援する行動を示したが、選挙戦の終盤で原発反対候補が優勢になると、あわててこの候補の応援に幹部が現地入りするなどのどたばた対応を示したが、民進党の「鵺(ぬえ)」体質を如実に示す行動だった。
今回総選挙では希望の党の立ち上げと、政策路線の確認を意図的に行わずにこれに合流することを強要することを狙った前原誠司氏の独断専行により、総選挙直前に大混乱が生じた。
とはいえ、民進党は水と油の同居状態を続けていたから、あのまま進んでも、野党共闘は機能せず、野党がばらばらの選挙になったから、結果は似たようなものになっていただろう。
これが今回総選挙の最大の成果であったと言える。
急造の立憲民主党ではあったが、これに共産党がほぼ全面的な協力姿勢を示したために、立憲民主党や無所属議員が多数当選できた。
選挙までの時間が短かったために、これを全国規模に広げることはできなかったが、時間の短さを踏まえれば極めて大きな成果が上がったのだと言える。
同時にこのことは、現在の政治権力者の側が、何よりも恐れていた事態が発生したことを意味している。
日本の支配者は、思想・哲学・政策の面で真正面から対峙する政治勢力が、既存の政治勢力に対峙するかたちで大きな存在として浮上することを、なんとしても排除するために、あらゆる手を尽くしてきたのだ。
2009年の政権交代は、その懸念が現実化してしまったものであり、爾来、日本の支配者は、これが二度と繰り返されぬよう手を尽くしてきた。
この目的のために民進党が「水と油の混合物」にされてきたのであり、
「隠れ自公」の第三極勢力構築に巨大な力が注がれてきたのである。
ところが、今回、その工作活動の行き過ぎにより、権力対峙勢力が独立し、総選挙を通じて、野党第一党の地位を確保してしまった。
この勢力が今後、政権を奪還する巨大勢力に育つことを、彼らは何よりも恐れることになる。
事態大逆転に向けての基礎が成立したのが今回衆院選の最大の注目点である。
この基礎を何としても生かしてゆかねばならない。
安倍首相の笑顔が消えた理由それは…立憲民主党が野党の第一党に! そして崩れたシナリオ! そのシナリオを小池百合子代表の背後で操っていた存在とは!
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=139019
安倍のシナリオは、“希望の党が第一党になり、阿吽の呼吸で国会運営を進めていく”ということだったようですが、立憲民主党が野党の第一党になり、安倍のシナリオは崩れてしまいました。
安倍のシナリオに沿って、リベラルを壊滅状態にし、希望の党と自民党で憲法改正に持っていくという古いシナリオを、小池百合子代表の背後で操っていたのが竹中平蔵です。
今回の結果で、自民党内でもグツグツと不満が煮えたぎった状態になっているようで、引用元の記事では、“モリカケは安倍夫婦とそのお友達の問題…われわれが巻き込まれるのは迷惑”という与党議員の声。
https://richardkoshimizu.wordpress.com/2017/10/24/%e3%83%a6%e3%83%80%e3%83%a4%e8%a3%8f%e7%a4%be%e4%bc%9a%e3%81%ae%e6%97%a5%e6%9c%ac%e6%93%8d%e7%b8%a6%e8%80%85%e3%81%8c%e3%80%81%e7%ab%8b%e6%86%b2%e6%b0%91%e4%b8%bb%e5%85%9a%e3%81%ab%e8%8b%a6%e8%a8%80/
衆院選の投開票から一夜明けた2017年10月23日、日本政治を専門とする米コロンビア大学のジェラルド・カーティス名誉教授が東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。
自民党の大勝は野党の分断が原因で、その背景には希望の党の小池百合子代表による「排除します」発言があったと指摘した。
衆院で野党第1党に躍り出た立憲民主党に対しても、安全保障政策を理由に「彼らが権力を握れば日米関係(日本の富搾取関係)には危機が訪れる」と厳しい評価だ。
無所属で出馬し当選した、民進党出身の「大物議員」を取り込める程度に政策の幅を広げなければ、主要政党としての躍進は望めないとみている。
枝野幸男代表が「永田町のゲームに参加するつもりはない」などと述べていることについては「全く無意味。
自滅行為」と切り捨てた。
野党共闘なら安倍首相が辞任の可能性あった
カーティス氏は小池氏の「排除」発言を
「もし野党が共闘していれば、多数派にはなれないにしても、自民党から40~60議席は奪える可能性があった。もしそうなっていれば、安倍晋三首相は辞任を余儀なくされただろう。それを小池氏がぶち壊した」
などと批判した上で、「注視すべきグループ」として、無所属で出馬して当選した野田佳彦前首相、岡田克也元外相、安住淳元財務相、玄葉光一郎元外相ら、民進党出身の大物議員の名前を挙げ、これらの議員は「ほとんどひとつで、なんらかの左派の団体を作るだろう」と指摘した。
ここに名前が挙がった議員は立憲民主と統一会派を模索しているとされるが、カーティス氏は立憲民主の側に解決すべき問題があるとみている。
「立憲民主党が新団体の核になるにあたって大きな問題は安全保障」
だとして、枝野氏や他のキーとなるリーダーは「左派」で、
「彼らが権力を握れば日米関係には危機が訪れる」
「立憲民主党がすでに成立した安保法制撤回にこだわり、集団的自衛権を拒否している限り、(立憲民主が)自民党に太刀打ちできる政党の核になっている姿を想像できない」
と悲観的な見方を示した。
その上で、
「無所属を取り込んで拡大する方法が見つからなければ、明るい未来はないだろう」
と述べ、民進党の「大物議員」を取り込む努力を促した。
「聞こえはいいが完全に無意味。現実的でなく自滅行為」
枝野氏は10月23日夜の記者会見で
「永田町の権力ゲーム、数合わせに巻き込まれてはいけない」
と述べ、選挙期間中の演説でも
「永田町のゲームに参加するつもりはない」
などと発言していた。
カーティス氏はこれらの発言を
「聞こえはいいが完全に無意味。現実的でなく自滅行為。戦わなければ勝てない」
と切り捨て、「永田町のパワーゲーム」に勝つことの重要性を強調した。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-5264.html
彼らは「傀儡」であり、覚悟のない議員は有害物質である。
彼らには自民党に行っていただきましょう。
もはや、野党の数合わせは必要ない。
国民が、野党の正論を受けて、それを広げていくことの方が波及効果は大きい。
公明党はクズの吹き溜まりということでよし。
「北朝鮮から日本を守ってくれるのは安倍さんしかいない」と・・・
そして、40歳代は、我が子は戦場に行くことなど「ありえない」と信じ込んでいる。
戦争体験を持つ歴史の生き証人がことごとくこの世を去ったときに、「彼ら」は再び戦争を起こす。
安倍晋三という男の不義・不正を象徴するような事件だ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22441130Z11C17A0000000/
安心は個人の問題。
石破茂は、気配を消す隠遁の術を心得ているのかも知れない。
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3160.html
http://www.news-postseven.com/archives/20170905_609583.html
給食費も払えず、おなかをすかしている子供たちのために、こども保険の提唱まで言い出したところをみると、
http://www.huffingtonpost.jp/2017/03/29/kodomo-hoken_n_15697362.html
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H3L_S5A211C1CR8000/
というのは、あなた方は、進次郎が提唱する「75歳金支給開始計画」に異を唱えているからだ。
「サル」だからだ。
結局、「サル」たちは、ユニバーサル・ベーシック・インカムの導入を嬉々として受け入れるだろう。
そして、それは時間の問題であると悟ることになる。
どの国でも、人口減少が顕在化しつつある。
それは、一度、失敗してしまうと二度と這い上がれない世界だ。
それが、逆に労働者の首を絞めることになり、最終的には、必要な生産以外の仕事が消滅する。
そうでない国の国民は苦難を強いられる。
国境とは、もはや、人々をますます貧困にする牢獄と化すのである。
それは、資源を持たず、技術力と高い教育がある日本のような国では、いっそう顕著に現れる。
自分たちの世代だけは、何とか文化的な生活ができると思い込んでいる。