BPOを言いなりになる組織に作り変える | きなこのブログ

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[東京新聞 他]BPO、放送への圧力と異例批判 自民・総務省に / BPOが異例の政治圧力批判…安倍自民党とのバトル激化か
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=100986
 
放送倫理・番組向上機構(BPO)が、突然まともな“政権批判を展開”したとのこと。
 
何故今になって突然…と言う感はあるものの、ようやくまともな見解を表明し、政府を批判しました。
 
文末に“BPO vs自民党のバトルが激化しそうだ”とありますが、屈しないでもらいたいと思います。
 
ここで屈すると、せっかく今でも魂が残っている委員の人たちに危機が及びます。
 

BPO、放送への圧力と異例批判 自民・総務省に
 
NHKの報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったとされる問題で、
 
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は6日、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表、
 
その中でNHKを厳重注意した総務省と事情聴取した自民党を「極めて遺憾」「圧力そのもの」などと厳しく批判した。
 
BPOが政府・与党を批判するのは極めて異例で、放送業界でつくった第三者機関が権力の介入に強く警鐘を鳴らすかたちとなった。
 
意見書は、総務省がNHKに文書で厳重注意したことを「政府が個別番組の内容に介入することは許されない」と非難した。
(共同)
 
 
やらせが指摘されたNHKの報道番組について、記者会見するBPO放送倫理検証委員会の川端和治委員長(左から2人目)ら=6日午後、東京都千代田区
 

BPOが異例の政治圧力批判…安倍自民党とのバトル激化か
 
 
さすがにもう安倍首相と籾井会長もベッタリとはいかない。
 
放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会が6日、NHK「クローズアップ現代」の“やらせ報道”などに関する意見書の中で、政治圧力問題について異例の政権批判を展開。
 
BPOが国や与党に異議を唱えるのは初めてだ。
 
弁護士でもある川端和治委員長は「政府側からメディアへの活動規制が目立つ中、(番組内容への介入は)問題があると指摘せざるを得ない」と強い危機感をあらわにしたが、もっともだろう。
 
意見書は、やらせ疑惑浮上後のNHKへの総務省による行政指導や、自民党調査会の事情聴取の他、自民党国会議員による「マスコミを懲らしめる」発言にも触れ、懸念を表明した。
 
特に高市総務相が厳重注意の根拠とした放送法の条項については「本来放送事業者が守るべき倫理規定である」と指摘。
 
こうした動きは表現の自由を保障する憲法21条に違反する恐れがあると批判した。
 
当の高市総務相は「行政指導は放送法を所管する立場から必要な対応」「放送法の番組準則は法規範性を有するもの」などと反論したが、いかにも苦しい。
 
「BPOから『重大な放送違反があった』と指摘された“クロ現”は打ち切りもちらつきますが、ただ、自民党内ではBPOに政府が関与する構想も持ち上がっています。
 
今後、強硬に手を突っ込んでくる恐れがある
 
(NHK関係者)
 
BPOvs自民党のバトルが激化しそうだ。
 
 

BPOの安倍政権批判は安倍暴政の終わりの始まりである
http://new-party-9.net/archives/2886
 
放送倫理・番組向上機構なるものがNHKのクローズアップ現代をやらせだったと断じた事には驚いた。
 
しかし、それよりもはるかに驚いたのは、そのBPOが、高市早苗総務大臣がNHKに文書による厳重注意をしたことについて、「政府が個別番組の内容に介入することは許されない」と厳しく批判したことだ(11月7日朝日新聞)
 
いうまでもなく安倍政権になってから、権力側のメディアに対する介入があまりにも露骨に行われるようになった。
 
そして、それを批判するものを安倍政権は許さなかった。
 
許さないどころか報復すらした。
 
その強引さにおそれをなして、いまや誰も面と向かって安倍首相を批判しなくなった。
 
そんな中で、BPOは安倍政権がテレビ番組に介入したといい、それを厳しく批判したのだ。
 
安倍首相と取り巻き連中は、このBPOの批判に衝撃を受け、怒り狂っているに違いない。
 
自民党内には、BPOを解体し、政権の言いなりになるような組織に作り変える事を言い出す者も出てきたという(11月7日朝日)。
 
おもしろくなってきた。
 
やれるものならやってみたらいい。
 
そんなことをすれば安倍政権はますます批判され、墓穴を掘ることになる。
 
そして、もし安倍政権が今度のBPOの安倍批判に対して何の仕返しも出来ないなら、これをきっかけに安倍批判が続出するだろう。
 
どっちに転んでも安倍政権には打つ手はない。
 
今度のBPOの安倍政権批判は、安倍暴政の終わりの始まりであるような気がする
 
(了)
 
 
右からも左からも中立からも批判されるNHKって何だ?
http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012353
 
右翼政権が操っているのに右から叩かれるメディアも珍しい。
 
日本最大のメディアを一望できる渋谷区役所前で、「NHK解体連続抗議行動」と称する街宣が、きょうも行われていた。
(主催:NHKの根性を叩き直す日本国民の会 / 協賛:頑張れ日本)
 
「中国・韓国には甘く、台湾やチベットには冷たい。けしからん」というのが、NHKに対する主催者の見方だ。
 
彼らはNHKの不祥事を事細かに把握していて、「職員の平均年収1780万円」と書いたチラシを道行く人に配っていた。
 
街宣は毎週土曜日に行っている、という。
 
「ねつ造してウソをつく放送局に受信料を払いたくない」。
 
主催者の一人は吐き捨てるように言った。

渋谷区役所前から200mほど歩いたNHK西口玄関前では、政権ベッタリの報道に抗議する集会が開かれていた。
(主催:NHK包囲行動実行委員会)
 
参加者の大半は安保法制に反対の声をあげている人々だ。
 
「右か左か」で括ると左だ。
 
日本ジャーナリスト会議の丸山重威・事務局次長は「NHKを視聴していても日本で何が起きているのか分からない」と指摘した。
 
その通りだ。
 
ニュース番組の大半が毒にも薬にもならない話題とスポーツで占められる。
 
たまに政治ネタを報道するが、官邸の発表マンマである。
 
「憲法9条世界へ未来へ・連絡会」の木瀬慶子事務局長は、NHKが安保国会で重要な審議中継しなかったことなどを例にあげた。
 
一方で「NHKの中で真実を明らかにしようと頑張っている皆さんがいる」と評価した。
 
主催者によると、きょうは大阪、京都、福岡など全国11都市のNHK前で同様の抗議行動を行った。
 
NHKは右からも左からも中立(BPO=放送倫理委員会)からも厳しい批判を浴びるが、きょうの二つの抗議行動を報道するマスコミは、今のところ見当たらない。
 
程度の差こそあれ、どこも「安倍さまのメディア」だからか。
 
~終わり~