自公過半数割れを実現出来るか | きなこのブログ

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着々と野党共闘の体制が構築されている。自公の思うようにはさせない。
http://31634308.at.webry.info/201411/article_21.html


安倍首相は、広島市の土砂くずれで相当数の人が亡くなったときはゴルフに出かけていて、菅官房長官から呼び戻されて、かなり後から災害現場に乗り込んだ。

今回の長野県白馬村の地震被災地には直ぐに飛んで行き、TVで愛想を振り撒いていた。

現金なものである。

選挙のパフォーマンスとして、必死の姿である。

生活の小沢氏が新党構想を述べたが、民主を中心に共闘体制が出来上がりつつある。

北海道7区の、新党大地の鈴木宗男氏の娘の鈴木貴子氏が、民主の推薦を受けているのは象徴的である。

前回の衆院選挙で野党の各党から候補者を出し、少ない票差で全滅に近い状態になってしまった。

まさしく乱立であった。

自民の総得票率は20数%であったのに、過半数を大きく上回る数を取ってしまった。

今回は、野党の競合回避が進んでいる。

生活の森ゆうこ氏は、当初出馬は断念していたが、急遽田中真紀子氏の地盤(新潟5区)から出馬する。

前回は長島忠美氏(自民)が8万票、田中真紀子氏が5万1千票、維新の米山氏が3万5千票で、競合さえしなければ田中氏が勝っていた。

今回も維新が出なければ森氏は有利であることになる。

風もむしろ自民党に逆風が吹いている。

森氏が生活に戻れば、生活もさらに活気が出て来る。

新潟は、柏崎に福島より多くの原発を保有している。

新潟選挙区では大きな争点となる。

泉田知事も鹿児島県知事とは違い、知事本来の仕事をしている。

今日、NHKの政治経済、社会部記者が討論を行っていた。

増税で財政を確保しようとしているが、平均年収180万円程度の非正規社員を、半数からさらに増やそうとしている政策ではGPDは増大せず、実質賃金は益々小さくなると話していた。

民主の中流層を増やす政策は、富裕層優遇の自公に対する明確な対立軸になり得る。

裸の王様状態の安倍氏を引きずり下さなけれれば、日本はまた失われた4年間となる。





民主党中心に野党共闘が実りつつある。自公の過半数割れを実現出来るかが問題。
http://31634308.at.webry.info/201411/article_22.html

安倍政権の考えは、トリクルダウン理論に基づくと言われている。

この考えは

「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウン)」

とする経済理論または経済思想である。

つまり、大企業の一部でも、富裕層が富めれば、自ずとそのお金は底辺に滴るという考えである。

しかし、この考えは実際には破綻している。

大企業だけが儲かり、底辺の中小は輸出も出来ず、円高で経営は圧迫されている。

自公の政策は税収が少ないから、消費税を増加させる。

しかし、生活の小沢代表は、GNPの60%は内需が占めており、国内の消費を増加させないと税収は増えないと言う。

消費税アップで実質賃金は1年以上減少を続けており、消費は増えない。

増えないから税収が上がらないと言っている。

これは正に、生活が民主党を離党したときの理由で、その考えは裏付けられた。

以下の小沢氏のインタビューで、生活の選挙の内情がわかってきた。

今回、生活から鈴木幹事長、小宮山氏が離党し民主党へ移ったが、小沢氏が全候補に、自分が選挙で一番生き残れる方法を選択しろと勧めた結果であるということだ。

新潟5区から出馬する森ゆうこ氏も民主党県連の推薦を得ており、また連合からの推薦も取れるような話である。


【2014年11月21日】小沢一郎代表 会見
http://www.youtube.com/watch?v=2Cesi54339E


小沢代表と民主党の岡田代表代行は、選挙協力について話し合い、お互いに競合しないように候補者を立てるように決めたそうである。

その場合、現役を優先させるということである。

インタビューでは、生活からあと5名程調整しているという。

調整とは民主、維新?との候補者の1本化であろう。

こんなことが出来るのは、安倍首相の抜き打ちに近い解散により、各党が空白区の候補者を準備出来ていないことが幸いしたということだ。

準備万端なら、逆に候補者の調整が難しい。

野党の準備が出来ていなかったことが、野党協力をやり易くしたことまでは頭が回らなかった。

これが安倍氏の運命に繋がる可能性大である。

裸の王様状態では、そんなことになるとは夢にも思わなかっただろう。

野党が一致団結すれば、自公の過半数阻止が可能である。