奴隷の為の新たな成長戦略 2 | きなこのブログ

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「新成長戦略」は「奇策戦略」、「禁じ手戦略」で、いずれ破たんする。
http://31634308.at.webry.info/201406/article_24.html

最近の各社の新聞の社説を読んで、心を打つ社説は東京新聞である。

今日の東京新聞は、政府が目玉経済政策として「新成長戦略」と偉そうに打ち出しているものが、

「奇策戦力」

「禁じ手戦略」

だと書いてある。

消費税増税の引き換えだったはずの社会保障の抜本改革は、もう忘れられてしまった。

「新成長戦略」というよりは、「新後退戦略」である。

東京新聞の社説では、「戦略」では「奇策」、「禁じ手」ばかりと断じている。

箇条書きにまとめた。

実に今の政権が酷いか言い当てている。
新成長戦略 奇策や禁じ手ばかりだ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014062502000165.html  

株価さえ上がれば何をやっても許されると思っているのだろうか。

安倍政権が閣議決定した新成長戦略は、なりふり構わぬ手法が目立つ。

国民の利益を損ないかねない政策は成長戦略といわない。

〇国民の虎の子の年金積立金を株式市場に大量投入する「官製相場」で株価つり上げ

〇財政危機だと国民には消費税増税を強いながら、財源の裏付けもない法人税減税。

〇過労死防止が叫ばれる中、残業代ゼロで長時間労働につながる恐れが強い労働時間規制緩和。

〇低賃金など劣悪な環境で外国人技能実習制度を活用。

〇国民の財産の年金資金による株価維持策という禁じ手。

〇正社員の給与も伸び悩み、中間層が消失、一握りの富裕層と大多数の低所得者層に置き換え。

〇原発再稼働を目指し、トップセールスと称して原発や「武器」を世界に売り歩き、今度はカジノ賭博解禁に前のめりだ。

どうして、こんな奇策ばかり弄(ろう)するのか。

正々堂々と経済を後押しし、国民が納得する形の成長戦略でなければ、いずれ破綻するであろう。

なぜ、こうまで酷いのかわからない。

これは、一部の富裕層を優遇し、大多数は低所得者という構図にすることが理想と思っているからであろう。

成長戦略が、自分の時代だけが良ければいいという原発の売り込み、カジノ賭博解禁と、全く倫理観が狂ってしまったようだ。

こんなことを平気ですることが出来るのは、健全な野党が居ないからである。

橋下氏の維新も自民党の亜流で、それと合流する結の党も胡散臭い。

もう一度、民主党が政権に就く時に掲げた理想を実現する勢力を、次期選挙には増やすしかない。



奴隷の為の新たな成長戦略


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