イスラエルの前中銀総裁がFRB副議長になる米国という国
http://www.amakiblog.com/archives/2013/12/14/#002801
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12月13日の日経新聞がおどろくべき記事を掲載していた。
米連邦準備理事会(FRB)の次期副議長として、スタンレー・フィッシャー前イスラエル中央銀行総裁(70)の指名が有力になったという記事だ。
その記事はこう書いている。
ホワイトハウスがフィッシャー氏に副議長就任を要請したという。
イエレン氏と次期FRB議長の座を争ったサマーズ元財務長官が「私がマクロ経済学者になったのは先生の講義を受けたからだ」とその功績を絶賛しているという。
バーナンキFBR議長の博士論文の指導官がこのフッシャー氏であるという。
次期FRB議長に就任予定のイエレン副議長は危機管理の経験が少ない事が指摘されており、フィッシャー氏はそれを補う狙いがあるという。
実質的にFRBを動かすということだ。
いくらフィッシャー氏が功績と経験のある金融専門家であるといっても、およそ先進国の中で、自国の中央銀行を事実上支配するポストをイスラエルの前中央銀行総裁に委ねる国があるだろうか。
しかもFRBの決定は、言うまでもなく世界の金融市場、金融政策を左右する。
そのポストを大統領府が懇請してイスラエル前中央銀行総裁に与えるのだ。
これが米国と言う国だ。
ユダヤ金融資本主義が世界を支配するという風説が、まるでその通りだということである。
米国の中東外交が何があってもイスラエルの安全保障を最優先するはずである
(了)
イエレン氏が次期FRB議長に指名される見通し