今のアメリカ | きなこのブログ

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大失業時代が到来しています。大失業の恐ろしさを歴史から学ばなければならない。『大失業は戦争への道につながっている』

日本を明るい未来へ…


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[1411]アメリカの政府閉鎖(ガヴァメント・シャットダウン)で、世界が新しい段階に入りました。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

10月1日から、アメリカ政府の政府閉鎖(ガヴァメント・シャットダウン)が始まって、アメリカ政府(米国債)のデフォールト(債務支払の不履行、破産へ)― America’s default と オバマはテレビに向かって言っていた ― が始まった。

それで、世界の雰囲気が大きく変わった。

日本も馬鹿やろうの安倍晋三首相が、軌を一にして、この日に消費税の値上げを発表した。

世界は新しい段階に入った。

これで、これまで、アベノミクスで浮かれ騒いでいた、経営者、投資家、自営業者たちが、 「あれ。おかしなことになってきたな」と慌てだした。

私、副島隆彦に向かって、私の本も買って読む頭のいい経営者なのだが、経営塾とかで、付き合いがあるものだから、わざと私に電話をかけてきて、

 「副島先生。株(日経平均)は、一万八千円になるんだよ。2万円になると証券会社が言っていたよ」

と、騒いでいた、やや愚か者たちが、しゅんとなって、今は、

「なんとか、自分だけは、売り逃げたい。損をなるべく少なくして(2千万円以内)、全て株を売ってしまいたい」 

と、ブルブルし始めている。

もともと、この程度の 浅知恵(あさじえ)しかない連中だ。 

この私に向かって、「ええ。日本株の 第4派の大きな上げの波が始まりますよ」と、5月23日の1400円の暴落のあと、やせ我慢で言ってのけた、金融ライターも、今は、内心、恥じて、虚勢を張るしかないだろう。 

それでも、この生来の人だましの、詐欺師の本性(ほんしょう)をした金融業界のハイエナどもは、次々と客をだまして、大損させても、何の恥も、自責も感じずに、ケロケロケロで、このあとも、ウソ八百の金融、経済予測を、自信たっぷりに書いてゆく。

20台で習い覚えた詐欺師の病根は、一生治(なお)らない。

私が、「その見方は、短慮であって、冷静な中長期の予測にはならない」とあれ程(ほど)叱って、諌(いさ)めた のに全く聞く耳を持たなかった。

若い人を育てる、というのは本当に難しい。

私は、昨日、ようやく この秋の恒例の「副島隆彦の金融本」を書き上げた。

9月の末から、いや、本当のことを言うと、本気になって書いたのは、10月5日からだから、10日間で書き上げた。

書名は、「帝国の逆襲  金(きん)とドルの最後の闘い」(祥伝社刊)である。

11月の初めには主要な書店に並ぶだろう。

アメリカは、あと15ヶ月(一年半)は、生き延びる。

今のままズルズルと、趣向を凝らしながら、さまざまの策を弄しながら生き延びる。

だから、アメリカの株と債券(国債)が、小さな暴落をするのは、来年の1月である。


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今の、国家借金の債務上限(debt ceiling デット・シーリング)の引き上げ法律 と、 一般予算のオバマケアとの抱合せでの通過も、何とかぐちゃぐちゃの妥協合意で通り越す。

そして、イエレン新FRB議長をいじめるための、1月の暴落が来る。 

しかし、本当にコワイのは、来年の11月の中間選挙(ミッドターム・エレクション)を何とか乗り切った(押さえ込んでクリンチする)あとの、年が明けての2015年の1月の巨大な大崩れだ。 

あの忌まわしいリーマン・ショックから6年目だ。

副島隆彦は、そのように冷酷に予測して、今の、「帝国の逆襲」戦略の、その細目(さいもく)を全て見抜いて、今度の本に羅列、列挙した。

日本人を浮かれさせるための「オリンピック東京決定バブルの増税との抱き合わせ」“パンとサーカス“戦略の裏側も、今度の本でズバリと書いた。

共和党の中の茶会(ティーパーティ)派が強硬で、彼らは、「アメリカ経済を殺そうとする財政テロリストだ」と、民主党系の偽善者(ヒポクリット)経済学者たちは言う。

しかし、茶会の背後にと言うか、中に着実に根を張っている中心部隊は、まさしくリバータリアンたちだ。

ポール・ライアンやケネス・ロスたちは、ジワジワと周到に、オバマを、ではなく、アメリカを支配する超財界人どもを追い詰める。 

テキサス州や、コロラド州、ネバダ州などの州が、アメリカ連邦からの分離独立の動きを始めている。

アメリカ開拓農民魂の ど根性が、我らがリバータリアン思想となって、今のアメリカを着実に、国家破産に追い込む。

G20が、「アメリカは早期の財政問題の解決を」と決議したことは、アメリカの堅実な保守派の白人たちの精神にとって、逆効果となった。

共和党系は、 「これ以上、税金の形で、従業員たちの健康保険(オバマケア)の分まで、さらに 10%も取られるのは、かなわん。

許さん。

保険料も保険税で、全部、mandate tax マンデイト・タックス = must pay tax  じゃないか。

絶対に払わん。

それよりも、ワシントンを破産させろ」

と、息巻いている。 

この アメリカ保守派の、本当の健全な男たちの 魂を、打ち砕くことは出来ない。

 “ End the Fed “ (エンド・ザ・フェッド ) 「Fed = FRB( 米連邦準備制度理事会)を、廃止せよ !」 と、全米の アメリカの 大学生たちも、大学のオーデトーリアム(大講義室)の中で、 「エンド・ザ・フェッド、エンド・ザ・フェッド!」と足を踏み鳴らして、怒号する。

これが今のアメリカだ。

そういう真実は、日本国内には、ちっとも伝わって来ない

すべて情報統制されている。

私たち学問道場だけが、この 「ロン・ポール議員の 連邦準備銀行を廃止せよ」(成甲書房刊、2012年、佐藤研一朗 訳)を、出して、本当の真実を、日本国内に伝えてきた。

ロン・ポールの息子の ランド・ポール・ケンタッキー州選出上院議員や、テッド・クルーズ・テキサス州選出上院議員たち筋金入りのリバータリアンたちが、団結して、いよいよ、アメリカのグローバリスト(地球支配主義者)たちを、追い詰めてゆく。

私の最新刊の金融本に、それらの様子も活写しました。

私の本は、他に、おそらく今日から、「 税金官僚から 逃がせ隠せ個人資産 」(幻冬舎刊)という税金、税制の本が、主要な書店に並ぶ。 

小金持ちや、親が資産家で、それを狙っている30台とかの貧乏サラリーマン夫婦とかは真剣に、この本から学んでください。私は本気で闘う言論人である。

その他に、「説得する文章力」(ベスト新書、ベストセラーズ社刊)という、実質、「副島隆彦の文章読本(ぶんしょうどくほん)」である本が11月の初めの週には出るでしょう。

これは、自分の小論文、作文、発表する自分の文章をどうやって書いたらいいか、の作文の技術の本です。

それから、私の歴史研究の5冊目である、「闇に葬られた歴史」(PHP研究所)が、10月末には出ます。

これも、私が心血を注いでいる、真実の歴史(日本史)を暴き立てる本です。乞うご期待。

私は、この10月になって、ガラリと変わった世界の情勢で、勢いづいてきた。

2012年、2013年の金融・経済の予測で、 アメリカ帝国が、逆襲に出て、いろいろの策を次から次に繰り出すものだから、「副島先生。最近の、先生の予測は当たりませんね」と、投資家、経営者たちから言われてきた。

私は、不愉快極まわりない思いをした。

さあ、これからどうなんだ。

ジャブジャブマネーという贋金(にせがね、金融緩和)という法律違反、違法行為を、米、欧、日の先進国3地域の、政府・中央銀行が自ら際限なくやって、自分で自分を麻薬(ドラッグ)漬けにしたら、その報(むく)いが、自分たちに襲いかかるのだ。

十分に思い知るがいい。

どうせ、大損をして痛い思いをするのは、この一年弱、浮かれ騒いで、騙されて、踊らされて、いいように連れ回されて、嘘八百のアベノミクス=リフレ派 というインチキ経済学に乗った、自分自身だ。

人のせいには出来ない。 

私たち学問道場は粛々と、次々と押し寄せる時代の波に対処してゆきます。



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