独り言にしては重たくなる。
でも、吐き出して
評価されたい気持ちもあった。
仕事…昨日、辞めた。
いきなり決めた。
朝は普通に出て行って…
昼休みもみんなと楽しく喋って…
そしてそのあとからだった。
新しい仕事について10日。
出勤したのはたったの5回。
まだまだ試用期間だった。
でも、ずっと新しいユニフォームの自分がしっくり来てなかった。
前にも言ったけど、とてもいやな色だった(笑)
そして着たことのないデザイン。
「私じゃない」
毎朝そう思って鏡を観た。
仕事内容も私には体力的に少し無理があった。
頑張れば乗り越えられるかもしれないけど、
それだけの価値があるのか疑問だった。
2時間近くもある昼休み。
必要ないのにそういう流れになっている。
しかもちゃっかりお金は引かれる。
ただ喋ってるだけの無駄な時間だった。
そんな中、
ばあちゃんが倒れた。
脳梗塞だった。
片麻痺が残ったらしい。
大分にいるからすぐには会いにいけないでいる。
もともと看護師だったばあちゃん。
優しくてひょうひょうとしているけど、
自分のことを「情けない」と何度も言ってるとのこと。
私は作業療法士だ。
ばあちゃんに、何かしてやりたい。
してあげられる資格を持ってるのに…
一体何をしてるんだろう。
知識も今は心もとない。
2年前、
デイサービスにいた頃ならすぐにでも
リハをしてあげられる自信があったけど…
今はない。
悔しかった。
それと同時に今の仕事に
私は…
やりがいを見いだせないことを
再確認した。
それでも、頑張ろうと思ってた。
シフトのことがあったからね。
吐気はやっぱり続いてたから、
今の仕事くらいの緩さがないと
やっぱり自信がなかったのも事実だった。
そして…
昨日の昼。
一緒にいた人に時給のことを聞いた。
衝撃的なことがそこで初めてわかったんだ。
「そんなこと…聞いてないし、ありえんやろ。。(；・∀・)」
なんと…
その日の朝に休みたい…と連絡したとき、
そのひと月すべてが
求人誌に書いてあった時給よりも50円も下がるシステムが
そこに組み込まれていたんだ。
もちろん、もともとの時給はめっちゃ低い。
うそやん。。。
今の私はあらかじめ「休む」と連絡をすることのほうが少ない。
朝の体調で休みを決めやすいというから
ここに決めたのに…。
その1時間後には辞める意思を伝えた。
上司も周りも…
そして私も驚いた(笑)
4人の新人の中でも
一番先に独り立ちするのが私だって
期待してくれていたらしい。
それまで自分に言い聞かせてきたことが
バラバラと崩れたもんだから…
しょうがない。
そして、
いつも「リハビリの仕事をしていたんです…」と
過去形で話すことに戸惑いがあった。
今の私はリハビリをする人じゃないのか。
資格はあるのに…。
こういう想いをしてみて初めてわかる。
私はやっぱり作業療法士だ。
