こんばんは。
きなこばなな です。

本日もブログにご訪問いただき
ありがとうございます。


少し前の話になりますが
先週末の降雪は
影響ありましたか?


私は仕事で
もろに影響を受けました


訪問先へ行くのに
車を使用できなく
なったため


電車を使い
訪問先の最寄りとは呼べない(!)
最寄駅から


雪の中を往復2.4㎞歩いて
仕事をしてきました (涙)
さすがにフラフラ!





さて今日は読書ネタです

(以前も似たような内容を書いていました。あしからず。)


2017年ノーベル文学賞を受賞した
カズオ・イシグロ 著


『わたしを離さないで』


そして受賞後の最新作


『クララとお日さま』


最近、後者を図書館で
運良く見つけて読んでいます


ぐいぐい引き込まれています


両作品とも主人公の視点から
日常生活が描かれ
静かに淡々と、しかし
何かをはらみながら
物語が進みます


文章はとても
抑制されていて静謐


でも、ひとつひとつの
ありふれた場面描写の中に


表にあらわれにくいけれど
確かに存在する真実があって


人間とは?
愛するとは?
生きるとは?等


考えさせられる
さまざまなテーマが
織り込まれています


普遍的かつ本質的で
深いところにある感情を
じわじわと見せてくるんですよ


ある意味スリリングです


『わたしを離さないで』は
3回読みましたが


登場人物たちが
それぞれに抱える
愛や喜び、幸せ
哀しみ、心の痛み…


それらがひしひしと伝わって
胸を打たれました


あ~、また読みたくなってきた
最寄りの図書館には
3冊置いてあるので
人気なのだと思います



私はスマホで手持ちぶたさに
つい動画を見てしまい


振り返れば
けっこう疲労も感じていました


良書との出会いは
読む労力も時間もかかりますが
想像力を膨らませる
豊かな経験になりますね


『クララとお日さま』も
毎晩寝る前の楽しみに
なっています


それではみなさん
今週もよい一週間になりますように


最後までお読みいただき
ありがとうございました。