今回歩いてみたのは、愛川町にある三増峠ハイキングコース。
幾度となく入口前を通過しているが、ヤマビル怖さから入れずにいた。
涼しさを越え肌寒い今日この頃、もうヤマビルは出てこないだろうと、初めて足を踏み入れた。
スタート地点は上三増バス停。
本厚木駅から延々と北上し、もうすぐ三増トンネルというところで終点となる。
このまま三増トンネルをくぐって津久井方面まで行ってくれればいいのに・・・
バスを降り、だらだらと1kmほど車道を北上する。
三増峠ハイキングコースの入口は、三増トンネルのちょっと手前にある。
峠まで540m。楽勝だ。
さぁ、登るよぉ~
どんどん登るよぉ~
あっというまに峠のお地蔵さんのところまで上り詰めた。
結構大柄なお地蔵さんだ。
土台となっている石に、何か書いてある。
「海苔」?
正解は
海 吉
雲 祥
で、ハイキングコースはここでおしまいなの?
いやいや、ここで引き返すなんてもったいない。
"通行止"って車両だけだよね。
歩行者は行ってもいいんだよね。
柵を乗り越えると、三増峠を示す道標。ここの標高は319mだって。
上三増バス停がすでに標高180mだから、そこから130mほど登ってきたようだ。
そんなに登った気がしないけど・・・
突き当たった林道、とりあえず左に行ってみよう。
良い眺め。津久井湖方面かな?
ハイキングマップにも記載されていない道なので、この先どこに行くのかわからず、ちょっと不安。
未舗装の林道。木漏れ日が気持ちいい。
森林浴。癒やされるねぇ~
小倉山林道っていうんだ。
車道が見えてきた。
なんてことはない、三増トンネルの部分を山で越えただけだった。
さて、ここからどうしよう。
この辺りにはバス路線もないし、この先の津久井湖までの道も一度歩いたことあるからおもしろくないし。
そうだ、この辺りにヤマビルの猛攻に遭い撤退した山道があったはずだ。
どこに続いているのかわからないが、もう一度チャレンジしてみよう。
そうそう、この"雨乞山"というところだ。
前回引き返したところを通過し、どんどん先に進む。
道標にどんどん新しい地名が出てくる。しかも聞いたことのない地名ばかり。
簡単な地図で示すなり、地名を統一させるなりしてほしいものだ。
よくわからないが、とりあえず雨乞山を目指す。
山頂間近の傾斜が結構キツい。
なんとかかんとか、山頂まで這い上がってきた。
誰も来ないベンチで一休み。
山頂を越えて反対側に降りられるようだ。
そもそも韮尾根バス停なんて聞いたことないし・・・
半原まで行ければ帰れるんだけど。
湧き水が流れる道。うっかりすると泥濘にはまる。
民家が現れた!
無事下山できたようだ。
でも・・・ ここはどこなんだ?
振り向けば、先ほど歩いていた雨乞山だ。
こうしてみると、大して高い山ではないね。
スマホナビに従い、国道412号線にでて半原方面に南下。
いつもの(?)半原バス停に到着!
やっと帰れる・・・
今回歩いたルート。
三増峠を越えてから登山道を探すために2回ほど道に迷っている。
結局、韮尾根バス停というのはどこだったんだろう。