車で行くのが当たり前だと思っていた湘南平に、歩いて登れることがわかった。
湘南平と言えば、神奈川県では一流の夜景スポット。
しかし、ずっと夜景の写真を撮り続けてきているのに、湘南平からの夜景はまともに撮ったことがない。
40年ほど前に撮った写真のレベルの低さがとにかく悲しい。
ブレブレで、お見せするのも恥ずかしい・・・
やっぱりちゃんと夜景を撮りに行きたい。
でも、前回歩いたハイキングコースを、真っ暗な夜に歩くのはどうなんだろう。
昼間でもそこそこ険しいところがあったのに、懐中電灯で局所的に照らされる明かりだけで歩けるのか?
とにかく、夜間でも安全に歩けるルートを探してみよう。
行きはまだ明るい時間だから徒歩でも問題ないが、ハイキング目的ではないので、できれば楽に登りたい。
平塚駅から湘南平までのバス路線を見つけた。
一日4便の稀少な路線だ。しかも最終は16時台。
帰りは使えない。
さっそく乗ってみる。
新緑の中を登っていくよ~
道幅はかなり狭い。カーブもキツい。途中、大型車両とのすれ違いで難儀する。
この道を夜間歩くのは、熊が襲ってくるよりも危なそう。
20分ほどで湘南平バス停に到着。展望台のすぐ下だ。
帰りのバスはこんな感じ。やはり夜景を見てからでは帰ることはできないね。
ご挨拶程度に新展望台から一枚パチリ。
平日だと閑散としているね。
先日のハイキングコース周辺(浅間山方面)を右往左往。大磯駅方面への楽そうな道を探す。
大磯駅への案内板が数ヶ所あるが、どれも先日のハイキングコースで登ってきたのとは逆方向を指している。
こっちでいいのかなぁ・・・
展望台と駐車場をつなぐ階段を下っていくよ。
本当にこの道で大磯駅まで行けるのかなぁ・・・
このあと、道順をメモするのに集中していたので、写真はない・・・
普通の石段、木段の山道を、メモを取りながら降りていく。
なんだか曲がる度に方向感覚がずれてきているね。
途中、地元の方らしいおじさんに、「何か調べてるの?」と声を掛けられる。
これこれこういうわけで・・・ と説明すると、
「この道なら夜でも全然平気だよ。15回くらい曲がれば下の道に出られるよ」
との心強いお言葉。
おっしゃるとおり、あっという間(メモを取りながらで20分ほど)で住宅街に降り着いた。
途中、岩場が一箇所あった程度で、それほど険しいところもなかった。
意外とあっけなかった・・・
※もちろん夜間は強力な懐中電灯必携!
あとは、ごくふつーの道路を歩いて大磯駅を目指す。
あちらこちらに駅への案内板が立てられており、迷うことはない。
と言うか、ほぼ道なりなので迷いようがない。
先日歩いたハイキング(散策)コースと合流する。
先ほどのおじさんが自転車に乗って追い抜いていく。
案内板では駅は右と書いてある交差点、「まっすぐ行けば駅だよ~」と言われたので、それを信じて真っ直ぐ歩く。
なるほど正解! さすが地元民。
線路をくぐって左を見ればもう大磯駅だ。
湘南平展望台から40分。楽勝!
今回歩いたルート。メモ付。
ハイキング目的なら物足りないが、とにかく湘南平に登るためなら、この道が一番手っ取り早いっぽい。
<公園広場から下山道までの詳細>
道は確保できた。
あとは天気の良い日に夜景を撮りに行くだけだ。
乞うご期待。
(といっても、夜景の旬は秋~冬なので、当面先の話)