リフォームでのキッチン設備変更に伴い、これまで使っていた自作のレンジ台のアレンジ(色の変更)を、「築25年マンション リフォームしました⑧ キッチンでもDIY」 で書きました。

 


今回から連載で、このレンジ台の製作時から進化(?)について書きたいと思います。

レンジ台を製作したのは、2004年2月頃になります。

ここからはしばらく16年前にタイムシフトします。


収まりどころがなかなか見つからないゴミ箱やら灯油ポリタンクやら消火器やらをすべて収納でき、上面には電子レンジやトースターを並べられるものが欲しいと思っていました。

市販の食器棚を購入するほど食器があるわけでもないので、上記の入れるもの、置くものにあわせたレンジ台みたいなものがあればいいなと考えた末、下記のようなものを作ろうと決断したのです。



当時、歩いて行けるところに大きなホームセンターがあり、材料の調達や簡単な加工をしてもらえて、大変便利でした。

これは枠までできたところ。リフォーム前にはキッチンの真横にあった今は亡き和室で組み立てています。

 

 

こんな蝶番を取り付けるために、今まで見たこともない座ぐりカッターを買ったりもしました。

このカッター、これからも使うことなさそう・・・

 

一応全部完成したところ。
塗装はその時のキッチン設備に合わせるでもなく、適当に選んできたニスを塗りたくりました。

 



組み立てていた和室からそのまま横にスライドさせてキッチン内に移動。見事にぴったりはまりました。



このスライド移動(?)が、リフォーム後の間取り変更でできなくなり、元の場所に戻すにどれだけ苦労したことか・・・
計算上では、このレンジ台の質量はおよそ50kgであり、動かすこと自体が大変です。
一応上面板だけは外せるのですが、もう少しばらせるようにしておけばよかったと、はるか16年後に後悔しました。この話は気が向いたら続編で・・・

 

16年前に戻ります。

このレンジ台の目玉は、なんといっても収納力抜群のごみ箱です。
右側の扉を引くだけで、大きな箱が出現。前後に取り付けたタオルハンガーにごみ袋を洗濯バサミで固定するだけで、燃えるゴミ、プラスチックゴミなど、楽に分別できます。重心の位置がよかったせいか、これだけの箱が指一本で軽く開けられます。

 


ゴミ捨ての日にはこの袋ごと外して出すだけ。
もともと料理などほとんどしないので、生ごみはほとんど出ず、匂いなどは全然気になりません。

コンビニ弁当や総菜のプラスチック容器は非常にかさばるので、これだけ容量があれば楽に収まります。
自分としては重宝しています。

 

上面板の下の空間は、ニトリなどで売っている籠(箱?)を、引き出し代わりに入れて収納に使っていました。

そんなこんなで、使い始めてから16年間、リフォーム後も何の不自由もなく使っています。

次回はリフォーム後のアレンジに続きます。