【「東日本大震災」ー昨日は8年9ヶ月目の「月命日」 被災地経済は疲弊している。史上最低の大不漁。 10月の消費増税10%で被災地企業倒産がひどい 日本全体でも同様だった。安倍自民党こそが「悪魔のような政権」だ!!】
昨日は、8年9ヶ月目の月命日でした。
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ほんとは昨日アップしたかった記事ですが忙しくて遅れました。
昨日も前浜で、行方不明者の捜索を警察がやっていました。岩手では今月、2人の遺体の遺族が判明しています。 非常に稀なことですが、死者と遺族にとってはほっとしてるでしょう。

2,019年9月末現在(全国)ーー。
死者     1万5899人
行方不明者   2529人

で、なかなかこの数字は、もう動きません。

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【復興とはハード面のコンクリートだけではない。東京からまた業者などが戻って来てる。】
 「復興五輪」というキャッチフレーズはいったいなのか?
 東京五輪関連工事で、工事業者がいなくなり2年間は、工事閉鎖してる現場が沢山ありました。それが、今になって東京の工事はほぼ終えたのでしょう。 また、工事が再開されてはいます。 関東ナンバーのダンプや作業員が戻って来てはいます。
 結局は、被災地は後回しになり「東京五輪」が優先された形です。
この間に3年前の台風10号、この前9月の19号でトリプリ災害してる人が多くいるのです。


 また、仮設住宅をつくり、入居してる人が多くいます。 マスコミなどテレビは全くそこを伝えていません。
 

【被災地の経済と暮らしが戻ってこそ復興したと言える】 
 被災地は基幹産業だった水産業です。
震災以降、異常な海になり、記録的な大不漁です。
岩手の場合、三陸わかめ、昆布、秋鮭、アワビがメインの所得の源泉でしたが。温暖化などで記録的な不漁となっています。
サケなどは、史上最低だった昨年の18%しか漁獲できていません。つまり、82%激減してるのです。


 

 

これをみれば、わかります。
「岩手県下サケ定置網 水揚げ日報」
http://www.echna.ne.jp/~isz/teichi/karendar.html
 このカレンダーの◯印をクイックするとでてきます。
特に、3年ほどまえから宮古市以南はひどい水揚げです。
ホントは赤字なので、止めたいのですが、国庫補助金を使い債権したので、そのルールでやめられないのです。


 しかも、10月の消費増税10%になって、漁師の廃業、水産業の加工会社などの倒産が相次いでいます。
 疲弊したままの被災地経済は非常に深刻な現実です。

これは、私個人が肌で感じてるのですが、温暖化だけでなく、急激な異変はやはり「原発汚染水」に有るように感じます。
 それがジワリジワリと海の海水を汚染し、生態系に悪影響を及ぼしていると・・。
 それを、証拠に日本の北から南までの「太平洋側」がどこも不漁となっているのですから・。




この動画をみれば、世界に広がってまた戻って来てる汚染水なんです。
フクイチのデブリした下を流れる、汚染された地下水は流れています。それを止める「凍土壁工事は失敗しています」ってことは流れ出してるってことではないでしょうか?

 

You Tube:

【太平洋 #原発 #放射能 汚染10年間予想 #Fukushima Pacific #Radiation ContaminatedMapIn10Ys】

https://youtu.be/MqRogjLKbzk

The colors illustrate the dilution relative to the initial concentration in the Japanese coastal waters.[GEOMAR]
*原子力災害発生後の10年間に渡る時間経過のビデオ・シーケンス。色は、日本の沿岸海域における初期濃度に対する相対的な希釈を示しています。

 

原発事故のあった福島だって、帰還困難区域が解除されても戻っている人は極僅かなのが実態である。

 

【この現実の中で消費増税は、被災地経済疲弊してる被災者は露頭に迷っている。 高齢者ばかりで貧困社会の典型です】
 自分を含めて、今ようやく暮らしてる人も沢山いますから、年金減額された高齢者はホントに厳しく見えてきます。
 東日本大震災の被災者も基幹産業である漁業も不漁、そして台風の襲来で、観光客激減などの影響があり、若者は転出して、高齢者が半分以上年金生活者となっています。
 三陸沿岸は殆どが個人事業主(漁業や個人商店など)だったので、国民年金だけなのです。
 国民年金が平均月額で5万5千円(73万円ー7万円(介護保険)=年間で66万円)だけで生きて行け、っていうのは無理。以前は、自宅があったので災害公営住宅などの家賃は考えなくても良かったのですが、災害公営住宅の家賃も5年ごとに2倍、4倍、8倍と上がって行く仕組みで、空き家や倉庫に転居してる高齢者が激増してるのです。これでは、憲法で保障されている「生存権」も無視してる現実です。
安倍政権には、「改憲など言う前に、今の憲法を守ってからそういうことは言え!」と強くいいたいです。

 

【日本全体が、「貧困社会」になりどこの地方も少子高齢化が進み、疲弊してる日本経済のなかで災害被災地はこれに輪をかけてる現実】
 これまで、何度も指摘してきてるように、日本経済は20年ものデフレのなかで、まったくこれを解決していません。我々国民は「アベノミクスで貧乏になったのです」
 大企業法人税、富裕層1億円以上の減税政策で、その財源の穴埋めは庶民の増税で賄っている現実なんです。

 政治は国民全体に公平でなけばならないのに、それに逆行しています。

【マスコミは何をみてるのか? 被災者の声、アンケート調査せよ! 報道は美談ばかり】
 最近は、原発事故を含めて、東日本大震災の報道は殆どない状態になっていますが、たまに報道したかたと思うと、決まって「何かが完成したのか」というような美談ばかりでウンザリします。
 しかも、東京五輪のために工事業者は被災地にいなくなり、人で不足です。入札しても誰も来ないのですから・・。
 何故、マスコミはこのような、今の深刻なこのような被災者の暮らしに目をむけないのか? 
 災害被災地というのは、時間の経過と共に、刻々と変化していきます。無論、被災者のニーズもです。課題が沢山あるのです。
 何が「被災者の寄り添った復興なのか!?」と強く感じます。

【東日本大震災発生の時は野党の自民党は、原発事故もありオールジャパンとる組むべき時に、その混乱を増幅させた】
 忘れた人も多くいると思いますが、私たちは絶対にあのひどかった、野党自民党の態度を忘れることはありません。
 あの国会の頃、御遺体がたくさん上がり、家族がわからない状態で、仕方なく土葬してる頃です。 そんな混乱している時に、国会中継を避難所で見てガッカリし、いまでも怒りが収まりません。

 

この記事は震災から約3ヶ月目の2011/6/10(金) 午前 6:07の記事ですーー。
【「被災地の生の声」ー非人道的な野党自民党国会議員のみなさんへ。復興関係の予算、法案に全て反対。果ては「審議拒否」と「内閣不信任案」までも。 一刻も早く被災地に来て、見て、現実を知って欲しいのです】

要旨: 野党の自民党は国会でも酷い対応だ。民主党の被災地支援政策の邪魔ばかりしている。
要旨:これでは、全く前にすすまない。
 菅首相は、この未曾有の大災害に与野党を挙げて対応するため、自民党の谷垣総裁に復興担当大臣として入閣を要請した。

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未曾有の大災害の「東日本大震災」への審議が進まない国会だ。
 しかし、谷垣総裁は自民党執行部の強い反対もあって入閣に至ることなく、自民党は震災対応のための「内閣法改正」への協力も「審議拒否」し、「内閣不信任案」まで出して抵抗してる。 
 一体、これはなんなのだ!!  この非常時にこんな政党の争いごとをしてる場合ではない。 呆れてしまう。
 被災地、被災者の事などまったく考えておらず、 民主党を困らせているだけではないか。 いま、被災地はそんなことをしてる場合ではないのが現実だ。
超党派の国会で、オールジャパンで取り組むべきだ。
 なのに、自民党は、菅民主党政権の批判ばかりしてるだけでなく、被災地のことなど頭にない。
今は、「政党での争い」 そんな事をやっている場合ではないはずだ。
この政治は、一体何だ!? 
自民党の議員らは、政権奪回ばかり頭にあるのではないか!
一刻も早く被災地に来て、見て、現実を知ってください!! 

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ーー以下略ーーーーーーーーーーーーー
※詳細は、リンク先のブログ記事を御覧ください。


【当時、野党自民党は、民主党の内閣に板垣総裁の入閣の打診にも関わらず、反対しました】
 政府民主党が出した「支援政策や予算にすべて反対」「審議拒否」、「内閣不信任案」までだして、民主党の政策を妨害し、急がねばならない被災地支援の足を引っ張ったのです。
こんなことは棚に上げて「民主党時代は悪夢のようだった」と発言してるのです。

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【忘れないで欲しいのです。東日本大震災の時の野党の自民党はホントに酷い対応でした】
 民主党政権のの足をひっぱる行為だけをしたのです。あの時の民主党は「コンクリートから人(国民え)へ!」の基本理念だったので、被災者目線で復興案を作ったのです。
 それが、2012年12月に安倍政権になり、「人からコンクリートに」と変化し、役所縦割り行政に変わったのです。
例えばーー。
津波襲来地域を「人が住んでは行けない危険地域に指定」して、更地にしておきながら、その前に巨大な防波堤を作っています。
是非、現地を見てください「一体誰を守るための防波堤なのか?」完全に税金の無駄遣いですよ。
得意の、ゼネコンの仕事を増やして政治資金の裏金を貰うっていう昔からのやり方です。

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そして、安倍首相は東京五輪誘致の再に「原発汚染水は完全にブロックされている」と言って誘致したのです。
 しかも、あのIOC総会の時は、盛んにフクイチから汚染水が漏れてどうしようもなくなってる最中だった時にですよ。
 よくもまあ、大きな舞台で安倍晋三は平然とウソをつくんだと驚きましたね。

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【安倍首相は被災地訪問の時に必ずテレビカメラマンを引く連れて、こう言います】
「被災者に寄り添った復興を」と・・。
ところが、その場限りの言葉であり、これまで「被災者の寄り添った被災者支援のソフト事業」など何も変化がないのです。 
 それどころか、上記のような「経済疲弊してる被災者に対しての、何らかの支援を復興庁としてやってほしい」と現地で知事や市町村長が請願してるのに、何もしていません。

 

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こんな時の消費増税は、益々経済を苦しめていて、漁師、個人商店の廃業。グループ補助金で再建した中小企業は2つの台風の影響もあり倒産件数は凄い増加で、「雇用の場」も失われているのです。
 当然ながら所得は激減し、非常に厳しい生活を余儀なくされているのです。

安倍政権こそが、まさに「悪夢のような」ではなく。夢ではなく「悪の安倍政権」だと強く感じます