謹んで初春のご挨拶を申し上げます。
皆様におかれましては、新たなお気持ちで新年をお迎えのことと存じます。
旧年中も皆様には大変お世話になり、感謝申し上げます。
ありがとうございました。
皆様のお声は、私の原動力となり、例年以上に様々なことに「挑戦」をさせていただくことができました。
特に、これまで30年近く取り組んでまいりました社会保障・医療・介護・雇用・子育て等の分野では、多くの改革を実現できた一年になりました。
例えば、いわゆる
「介護難民・医療難民」
と言われる医療機関や施設の
「たらい回し」
により、介護や医療を適切に受けることが出来ずに、病院等を転々とさせられている約20万人の患者さんとそのご家族の大きな負担を解決すべく、
介護及び医療サービスを一括する
「介護療養型医療施設」の継続
を実現いたしました。
(廃止が決まっていた法案でしたが、皆様のお声をもとに継続案を提出し、成立させることができました。)
またある児童養護施設出身の若者達から、
「養護施設に入所の際に、親と引き離され6畳一間の空間に、何人もの子供たちと一緒に詰め込まれ、私語をしてはいけないと言われ、学校にもいけず、誰にも連絡をとれない環境がとても苦しかった。」
という話を聞きました。
私は彼らの話を伺い、涙してしまいました。
これはほっておいてはいけない問題です。
さっそく現状調査を開始しました。
私は、自民党認定こども園振興議連会長としても、引き続き「子供目線の子育て環境」を整えることにもより一層力を入れ、皆さまの課題について共に考え、解決のお手伝いをして参ります。
そして医療・介護・子育てをはじめ、様々な現場で
「困っている方々のお声や目線」
が反映される社会の実現を目指し、
「制度に私達が合わせる」のではなく、
「私達の生活があっての制度」
であり
「社会の光の当たらない分野を照らすこと」
が最大の責務と考え、2019年もお一人お一人のお声をもとに、心を引き締めて次なる時代づくりに邁進して参ります。
どうぞ本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、新しい年が皆さまにとりまして幸多い年でありますよう、
心から祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2019年元日