11月7日付のNHK NEWS WEB
「日本が最悪⁉高度なスキルを持つ人材不足」
に掲載されていましたが、日本の労働力不足の深刻さは、海外の調査でも明らかになりました。
イギリスの大手人材コンサルティング会社ヘイズが世界33の国と地域で行った調査によると、IT分野などの高度なスキルを持つ人材の確保が難しい国として、日本はスペイン・ルクセンブルグと同率の1位になりました。
ヘイズ日本法人のマーク・ブラジ代表は、その解決策として次の3つを上げています。
1.必要な人材を育成すること
2.必要な人材を受け入れること
3.人材を仕事に適応させていくこと
今回は高度なスキルを持つ人材の確保に関する調査ですが、人材不足は高度な人材に限った話ではないのです。
農業や漁業を始めとする第一次産業やインフラ、介護やサービス業においても深刻な問題です。
目の前の未来をどのように設計するのか、我々一人一人が真剣に考える問題なのです。
外国人材を受け入れることで、日本経済へのダメージを最小限にとどめるのか、
それとも外国人材を受け入れずに、経済のゆるやかな衰退を受け入れるか、
第三の道を探すのか、その時間はあるのかなど、是非一緒に考えていただきたいと思います。