衆議院議員に初当選したのは1986年。
今から32年も前になりますが、衆議院議員時代から厚生関係に力を注いでまいりました。
当時は厚生関係にはあまりスポットが当たっておらず今のように注目を集めていませんでした。
今回参議院に当選して衆議院時代に出来なかった事をひとつひとつ完成させていこうと思っています。
医療・年金はみなさんにとってもすごく身近な問題です。
社会保障にかかわる費用は毎年1兆円を超える増加ぶりとなっています。
今年の社会保障の予算案は30兆円を超えています。
しかし現状、充実にはまだまだ遠いのです。
「入院したのにすぐ追い出される」
と、よく聞きませんか?
この背景には
診療報酬制度の欠陥
があります。
病院はなぜ患者さんの入院期間を短くしなければならないのか?
答えは
患者さんが入院する
→病院の収入は20000円(仮)
患者さんの入院が2週間を過ぎる
→病院の収入が15000円となる←5000円マイナス
3か月目…治らない…
→病院の収入はさらに減ります。
!!同じベッド数で同じ患者なら新しい患者さんを入れた方が収入が大きい!!
⇒治っていないのに退院=追い出し
⇒次の病院へ=たらい回し
というプロセスでこのような問題が起きているのです。
さらにひどいところでは入院時に
「次の入院先が決まっていなければ入院できません」
と言われてしまいます。
すぐに病院からでてもらうこと前提になっています。
病院も潰れてしまったら元も子もない…経営する上で金銭面において大変なことも事実です。
私自身も父が入院した際、同じ状況に遭遇しました。
患者である父本人はもちろんですが、家族である母、妻そして私が悲しい思いをしました。
必要な医療を入院する患者さんが受けられるようにしなければならないのです。
一例をあげましたが他にもまだまだ解決すべき問題は山積みなのです。
これらの問題点を解決すべく日々力を尽くしております。
