第2回公判について、年末に「あれ?」と思い出した事があったので、その件について書きます。
まず、大前提として、今回の事件は自認事件で、取り調べや後半では、真実を追求し、私がどれだけ真に反省し、厚生出来るかと見極めるものとして考えていました。
私の頭の中の大前提はこれ以外ありませんでした。
第2回公判は、弁護側の立証と検察側から論告求刑が行われました。
時間にして約1時間くらいでした。
第2回の公判の簡単な内容に関しては、以前記事に書いた通りです。
年末のある時、その第2回公判の内容について、公判の最初から自分の発言内容や、裁判官の表情等を考え、思い出し、「あのとき、こういう風に言っておけばよかった」とか「あの表現でちゃんと伝わっているだろうか」と考え、時間軸か検察側の意見及び求刑を発言した内容を思い出したとき、検察官が
「被告人は、当初不正送金が100万円程だったが、発覚しない事をいいことに、途中から金額を1000万円程に引き上げた」
と読み上げていた事を思い出しました。
私は正直、公判当日は求刑が気になっていたので、その求刑の前に読み上げられる意見については、あまり耳に入っていませんでした。
しかし、この「金額の引き上げ」について思い出し、普通に聞いていると私が意図的に引き上げたとしか聞こえない内容になっています。
この金額が引き上がったタイミングは、2014年5月送金分からなのですが(社内調査報告書でも確認できます)、この「金額の引き上がった理由」については、社内調査委員会でも話しましたし、検察側の取り調べの時にも話しましたし、私が意図的に引き上げていない物証もありますし、その内容は全て供述調書に書いてあります。
ですから、検察側も私が意図的に金額を引き上げていないことを認識出来ていると思います。
ですが、検察側の意見としては「私が発覚しない事をいいことに金額を引き上げた」としていました。
検察側は何がしたいのですか?
法曹三者が一体となって事件の真実を追求するべきなのに、私には検察が真実へミスリードしているようにしか見えません。
私の事件は否認事件ではなく自認していて、真実を把握しやすいのに、本当に意味不明なミスリードはやめて欲しいです。。。
一応今回の件は、私の弁護士さんに「ちょっと不満です」と年始に手紙を書きましたが、まぁ裁判官に反論等を書面で出せるかどうか、まだ不明ですが、ちょっと腑に落ちない件でした。
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