巻き込んでしまった友人達について | 上場会社の元取締役兼詐欺師「木村氏」の告白

上場会社の元取締役兼詐欺師「木村氏」の告白

マザーズの上場会社であるAppBank社から、上場準備中に約1億5000千万の大金と騙し取ってしまった「木村氏」の反省と後悔のブログです。

人として最低の行為だった。
犯罪を起こしてしまう事も人として最低だが、人の信頼(特に仲間)を裏切る事も同様です。

私は、今回の犯行で「社内調査報告書」でも記載があったように3名の長い付き合いのある仲間を裏切り、犯行に巻き込んでしまいました。
今から考えてもこの行為は、本当に愚行の極みであり、いくら反省しても後悔しても足りず、もう元にも戻れません。

この3名を巻き込んでしまった理由は、主に2つで、その内の1つは検事さんには伝えたのですが、プライベートな理由もあり、お伝えできないのですが、もう1つは単純に振込先を私名義だけにするとさすがにすぐバレてしまうので、振込先ゆ複数用意したかったという事です。

ただ、どのような理由があったにしても、私の行為は許される事ではありません。
巻き込んでしまった3名は、刑事的な責任は追求されるこ事はなく起訴されずに済んでホッとしておりますが、そんな事で3名の気が済むはずもありません。
3名は事件の関係者であるが故に、私と同様に検察庁で取り調べに応じていました。
確か2016年6月か7月〜9月くらいまでだったと思いますが、何回も何回も、それこそ週に1回、2回、取り調べに応じていたようです。
取り調べは原則として平日行われるので、3名は会社を休む必要もあったでしょうし、そのせいで給料が減ったり、精神的・体力的に疲れさせてしまったと思います。
私への憎悪もあったに違いありません。
「何で私がこんな目に遭うんだ!」と。

また、私の刑事事件の判決後、今度は民事の責任問題が出てきます。
当然AppBank側は、3名と私に損害賠償請求をかけてくると思います。
AppBank側の被害金額については、みんぽうじょは誰にどれだけの請求をしてもOKなので、それこそお金や資産を持っていて回収可能性が高い人に請求が行くと思います。
ただ、私はその3名の賠償分も自分で払うつもりでいますので、私に請求して頂き、3名には実質的に支払いを0円にしたいです。
ですから、私は刑務所にいながらにして、お金を稼ぐ方法を今考えています。
AppBank社及び3名に支払う賠償の収入源泉を確保する必要がありますが、単純に貸しているお金を返してもらったりする行動にもちゃんと動こうと思います。

この3名は、本当に10年以上の付き合いのある仲間なので謝罪してもしきれません。
本当に本当にに申し訳ありませんでした。

今回、胸に深く突き刺さった後悔の最深部の1つが、この人の信用・信頼・絆を裏切ってしまった事です。

この3名にも一生をかけて償います。
今回もお読み頂き、有難うございました。

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