2025年4月6日(日)、日本女子代表vsコロンビア女子代表
前半、FW籾木がペナルティエリアで倒されてPKを獲得。
簡単に倒れたように見えたが、ディフェンダーは後ろからチャージしていたのでファウルはファウルである。倒れ方が大げさなのか、倒れずに堪えられたのではないかなどの感想はあるかもしれない。
しかし、後ろからチャージをすること自体は反則なわけでそれが触れた程度でないかぎり笛を吹かれても仕方がない。
個人的にはPK判定は妥当だと思う。
2014年ブラジルW杯開幕戦で西村雄一主審がブラジルにPKを与えたシーンを思い出した。
さて、このPKをコースを読み切ってはじき出したコロンビアGKのプレーは素晴らしかったと思う。
このキーパー、本日は大当たりで日本のチャンスをことごとく防いでいた。
試合を通じてコロンビアに1本しかシュートを打たせなかった日本だが、その1本のシュートで失点。終了直前までゴールが奪えず敗戦濃厚。
しかし、後半アディショナルタイムにゴール前の混戦から打ったシュートが相手DFの腕に当たりPK獲得。
途中交代出場の高橋が思い切りよく真ん中に蹴りこみ同点に追いついた。
このシーンの前に、日本のコーナーキック。足がつったコロンビアのディフェンダーが交代となり、交代選手がハーフウェーラインから走って入場。交代が終わって主審が笛を吹いてからのプレー再開となるが、明らかに交代選手がゴール前に向かっている最中のタイミングでコーナーキックが蹴られた。
交代からのリスタートだから主審の笛が鳴ったから蹴ったと思われるし、リスタートの合図までは副審がコーナーアークの前に立って蹴らせないようにしていたりする。(副審側のコーナーキックの場合)
交代して入ってくる選手が攻撃側であればキッカーがリスタートのタイミングを調整することも可能だが、守備側の選手だと位置につく前に蹴られたら不利になる。主審の笛のタイミングが適切だったか気になる。
そしてテレビ解説のM氏の言葉。前半のPK獲得の際に、「新監督の国内初戦、PKではなく流れの中で崩しての得点であってほしい」というような内容の発言があった。
日本がボールを支配していたのでゴールが入るのも時間の問題だろうと思ったのも仕方がない。
このPKを止められたことで日本は終了直前までハラハラさせられた。PKだろうとオウンゴールだろうと点を取れる時に取っておかないと後悔する。フットボールあるあるだなーと思った。