サッカー審判TIPS(742) 日本でもSAOT?
ワールドカップカタール大会で初めて採用された3D画像を用いたオフサイド判定SAOT(※)。
これに似た方法が日本でも導入されるのかもしれない。
(※:Semi-Automated Offside Technology)
昨年アナウンスされていたものが本日(2022年1月27日)のWebニュースであらためて報道され
ていた。新しいシーズンの幕開けとなる富士フイルム・スーパーカップで運用が開始される。
従来のオフサイド判定は、映像を止めて画面上にオフサイドラインを重ねて判定していたが、
3D化するということはワールドカップで使用していた例のSAOTシステムになるのだろうか。
(他の報道によると、オフサイドライン投影カメラが2台から5台に増えるとのことだ。
ワールドカップでは12台のカメラが使われていたので、異なる方式なのかもしれない)
際どいシーンでの正しい判定に貢献するが、VARレフェリーの負担が増えることにより画像が
映し出されるまでに時間を要することになる。
見る側としてはワールドカップで一度免疫ができているのでそれほど違和感なく受け入れ
られるのではないだろうか。
ということは、専用のボールを使うのかな?
いずれにしても我々グラスルーツのサッカーとは別世界の話ですけどね。
2023-2025シーズンのビデオアシスタントレフェリー導入試合について
ニュースリリース
Jリーグは、2023~2025シーズンにおいて継続してビデオアシスタントレフェリー(以下、VAR)を下記試合で導入することを決定しましたので、お知らせいたします。
2023シーズンからの変更点として、オフサイド判定の精度向上を目的に2Dで判別していたオフサイドラインを3D化すること、及びオフサイドライン投影カメラを2台から5台に増やすことも併せて決定いたしました。
■2023シーズン以降のVAR導入試合(予定)
・スーパーカップ(1試合)
・J1リーグ戦(306試合)
・リーグカップ戦 ノックアウトステージ(13試合)
・J1参入プレーオフ 決定戦(1試合)