サッカー審判TIPS(681)
オフサイド消滅
本日(8月26日)のJ1リーグ24節、川崎フロンターレvsベガルタ仙台。
仙台のGKへのバックパスに中村憲剛が詰める。GKがクリアーしたボールを川崎のDF登里がヘディングで競り勝ち、ボールがゴール前に飛ぶ。
その先にはオフサイドポジションに残っていた中村がいた。
仙台のDFがそのボールをクリアしようとしたがミス。
オフサイドポジションにいた中村はそのボールを受けてシュート。得点が決まった。
仙台DFがクリアしようとして触ったためにオフサイドが消滅。
DFが、中村がオフサイドポジションで受けようとしているのに気づき、このボールをスルーしていたらオフサイドを
取れただろう。
しかしながら、DFの習性として、目の前に飛んできたクロス性のボールには足が出てしまうだろう。
仕方のないことだ。
振り返って後ろにいる相手競技者を確認する余裕があるかどうか。
あるいはGKが「触るな!」と叫んで指示できるか、がキモだな。