サッカー審判TIPS(679) 袖まくり | サッカー審判KenKenのブログ

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袖まくり

朝からなでしこジャパンのアメリカ遠征の試合、オーストラリア戦をライブ中継(BS)で見た。
結果はご存知の通り0-2での敗戦。
主審の判定に関しては「あれ?」と思うものもあったものの、毅然としたアクションで良かったと思う。

一方、ずっと気になったのがオーストラリアの16番。
前半から袖をまくってプレー。
主審が注意しないかなーと思っていたのだが、結局試合終了までそのまま。
暑いので袖をめくりたい気持ちはわかるが、半そでシャツの袖を肩までたくし上げてい姿は見苦しい。

かつてこの件でブログ(203)を書いたことがある。
https://blogs.yahoo.co.jp/kimurakei1/41386348.html
競技規則のこの条項は変わっていないのだから、16番の選手には注意のうえ袖をもどさせてほしい。
TV画面に映るたびに「袖下ろせよー」と思ってしまう。

私は実際に試合中に「暑いけど袖を下ろしましょうね」と注意したことがある。
この「暑いけど」と「しましょうね」がキモで、「袖を下ろして!」と言われると反発したくなる。
ていねいに言えばだいたい従ってくれる。
「ダメなの?」と聞いてくれば、ルールで「ユニフォームには袖がなければダメということになっているので、
めくることで一時的にでも袖のない状況を作るのはだめですね」と答えれば良い。