サッカー審判TIPS(661)
思い込みは厳禁
本日練習試合で副審を担当したときのこと。
縦パスが出たがトップが追えず、ボールがゴールラインに向かって転がっていった。私から見てゴールの向こう側だった。
ボールの勢いから考えて、「これはゴールラインを割ったな」と思いゴールラインまで追わず、少しばかりゴールラインに向かって走り、ゴールキックを旗で合図した。
その時はボールを見ていなかった。
ふと目を上げてボールを見ると、ゴールライン手前で止まっておりGKがそれに向かって走っていたのだ。
ボールに回転がかかっていたこと、向かい風だったこと、そしてピッチが天然芝だったことによりボールの勢いが衰え、ゴールラインの直前で止まってしまったのだ。
教訓
練習試合といえども、ボールがラインを割るまでちゃんと見てから(もちろんラインを割るところが見極められる位置取りをして)旗を上げるようにしよう、と改めて強く思った。
(当たり前だ)