サッカー審判TIPS(659) 練習試合での口頭警告 | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(659)
練習試合での口頭警告

昨日、O-50のチームで練習試合を行なった。
3チームの三つ巴戦で、自チームの休憩時に主審を担当した。

片方のチームが人数が足りなかったのでメンバーの息子さんという20代の若者が一人混じった。
オジサン相手だから少し力を抜いてくれればよいのだが、スピードがあるので活躍できる。

そして相手のオジサンがドリブルしているボールにスライディングタックル。
ボールには行っていたが、シニアの練習試合で行なうには激しすぎるスライディング。
通常は流すが、今回は笛を吹いた。

おじさん側も熱くなるもので、「オイ!」と声を荒げる。
一呼吸おいて、「皆さん、熱くならないで。練習試合なんだから。ケンカじゃなくてサッカーやりましょう!」と
双方に呼びかける。
プレー再開まで少し時間を取って頭を冷やしてもらった。

その後ファウルを受けたチーム側の選手が相手チームの別なオジサンに「あれは無いよなー」とか言っていた
のが聞こえたのか、若者君つい「うるせえなー。あの程度でガタガタ言うんじゃねーよ」と声に出してしまった。
私がすぐ後ろにいてそれが聞こえてしまったものだから笛を吹いてプレーを止め、「今の暴言はだめだよ。
警告だよ。」と口頭で警告した。

「落ち着こう」と再度声をかけてプレー再開。
その後はラフなプレーは無かったが、まあ若者も熱くなるが、オジサンたちも社会人として自分たちの思うように
仕事をしてきた人も多いので自己チューとまでは言わないが自分の思うとおりにならないと熱くなる人が多い
のも事実。

プレーは熱く、頭はクールに、という言葉を誰かが言ってたなぁ。