サッカー審判TIPS(432) メッシ警告! | サッカー審判KenKenのブログ

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メッシ警告!
 
スポーツニュースで前週末の試合が報道されていた。
バルセロナの試合ではメッシがゴール後にシャツをめくってメッセージを見せているシーンが映った。
「FELIZ CUMPLE, MAMI」、マミちゃん誕生日おめでとう。
はて?メッシには日本人のマミちゃんという彼女がいたのか?
…なんてわけがあるわけがない。
MAMIはマミー、お母さんのことだ。
 
そこで、
「メッシ、ゴールを決めたあとの母へのメッセージで約20万円の罰金」
 スペインサッカー協会(RFEF)の規律委員会は25日、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに対し2000ユーロ(約22万4000円)の罰金およびイエローカード1枚を科すことを発表した。

 メッシは22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第20節のラシン・サンタンデール戦でゴールを決めた後、自分のユニホームをまくり上げ、アンダーシャツに書かれた「ママ、誕生日おめでとう!」というメッセージを見せるパフォーマンスを披露した。

 だが、このメッシの行為はRFEFが定める「サッカー選手がゴールを決めた時、またはそのほかのいかなる状況においても、内容や趣旨にかかわらず、ユニホームをまくって広告、スローガン、メッセージ、サインなどを示してはいけない」との規定に抵触すると判断された。同協会は、この規定に反した場合に適用される「2000~3000ユーロ(約33万6000円)の罰金およびイエローカード1枚」相当の処分をメッシに科したと説明している。

これは世界的大スター、メッシといえども例外なし、処分がなされるよというメッセージだ。
アマチュアのオッサンの試合ならともかく、バルセロナの試合ともなれば世界中に放送されるのだ。
メッセージの伝播速度も違うだろう。
そのような大きさのことも考えると罰金はかわいそうだが、妥当に思える。