サッカー審判TIPS(213) 再開方法それでいいのか? | サッカー審判KenKenのブログ

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再開方法それでいいのか?


北京オリンピック女子サッカーの3位決定戦のビデオを見ている。
前半22分、原選手が自陣からハーフウェーラインを越えてドリブルで抜けようとしたところ、ドイツの選手が後方からタックル。足がボールに触ったのでドイツDFへのバックパスになった。
しかし原が倒れたまま起き上がれない。
リプレイで見ると、ボールに触った相手の足に引っかかって転倒したのがわかった。

ドイツのDF間で逆サイドにボールがわたった時点で主審が笛を吹いてプレーを止めた。

原は担架で外に出され、プレー再開。


ドロップボールでの再開は良いのだが、主審はなんと原が倒れていた地点からドロップボールを行なった。
笛を吹いてプレーを止めた時点でボールがあった地点からのドロップボールではないだろうか。



また、前半立ち上がり間もなくのところでドイツの選手がオフサイドを取られた。
リプレイで見てもオフサイドではなかった。日本にしてみればラッキーだったが大丈夫か?


国際試合を裁く審判でも間違えるのだな。