サッカー審判TIPS(180) ユニフォーム作成 | サッカー審判KenKenのブログ

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ユニフォーム作成

通勤で乗り降りしている駅の近くにサッカーユニフォーム専門店がある。
昼休みにそこを訪れ、チームのユニフォームの相談をした。
見積もりや、他のユニフォームの例などを見ていろいろと話をしていたが、サッカー協会のユニフォーム規定についてはあまり把握していないように見受けられた。

ルールブックの198ページにユニフォーム規定が記載されている。
この第6条第2項第3号に「番号は整数の1から99を使用し、0は認めない。登録選手が100名以上の場合に限り、100以上の番号を認める。」と書かれている。

以前、√2とか、99.9とか書いてあったら面白いと思ったこともあったが、これは許されない。

ショップで話したときに、「そうそう、0って使えないんですよね」と言ったら、「あ、そうなんですか。公式戦ではだめということですかね」とのこと。
ルールブック読んでいないようだ。
おまけに店のHPには例として「参」とかいう番号が書かれていた。
まぁ、これは冗談だと思うけど、本当に発注するチームがいたらちゃんと説明しておかないと「試合で使えなかった」とクレームになりますね。

なお、登録選手が100名以上というチームはあまり聞いたことがない。
実際あるのだろうか。

少年団などで6年生から順に番号を付けていくと、一学年20人くらいいれば下級生には3桁の番号が割り当てられることがあるかもしれない。

東京のマスターズリーグでK区のチームに80番台の選手がいるが、それより少ない番号の選手は登録されているのだろうか。歯抜けになっていて番号が90番、100番になろうとしているのだろう。通し番号を付けていて、それで100番を超えてしまっても、登録している選手が40人だったら3桁は認められないことになる。

なぜ3桁はだめかというと、100番を超えると斜め後ろから見たときに見づらいからだという意見がある。
例えば110番を左後ろから見ると11番に見えるし、右後ろから見たら10番に見えることがあり得なくもない。


ところで、そのショップでは「前面の番号は胸かショーツかどちらかに付いている必要があります」と説明していた。

ところが、同じく第6条第2項第2号に選手番号を表示する場所として「シャツ背中」「シャツ前面」そして「ショーツに表示する場合は前面の右側または左側に」と書かれている。
背中と胸は絶対必要で、ショーツはオプション(付けても付けなくてもよい)と解釈できるのだが、どうだろうか。


ここでユニフォーム作って本当に大丈夫かな。