サッカー審判TIPS(171)
Dash! and Walk
Today, I would like to write my blog in English.
と慣れないことをやり始めたが、やっぱりやめた。I gave up.
もう少し時間に余裕があるときにやってみますね。Next time.
さて、本日の「ダッシュ・アンド・ウォーク」は結論を言ってしまえば
争点を読み、素早く移動し、ジャッジの瞬間はゆっくり歩いているくらいが良いということである。
以上、終わり。
ではブログにならないからもう少し書きます。
例えばキーパーのパントキック。
高く上がったボールを目で追っているのではだめ。
蹴られた瞬間、落下点を読みそこで起きる競り合いを確実に見れる場所に素早くダッシュで移動する。
競り合いのときにはすぐ近くで歩きながら、あるいは止まってプレーを監視している。
これが理想の姿だ。
主審はプレーを追って常にダッシュをし続けられる体力が求められるわけだが、いくら体力に自信があっても試合中ずっと走るわけではない。疲れてしまう。
そしていっぱいいっぱいになってゼーゼーしながらジャッジしているのは見ている方も辛くなってしまう。
プレーヤーも観客もボールウォッチャーになってプレーを追っている間に主審は先回りして争点に行っており、そして判定する。
これが余裕をもったジャッジに見えるわけで「あれ?いつの間に」と思わせるような神出鬼没の移動ができれば判定にも信頼感を持ってもらえる。
そしてもう一つ大切なことは、トップスピードでダッシュしながらのジャッジでは動体視力が鈍るため、足がかかったのかヒジが当たっているのかボールが手に触れたのかはっきり見えないことがあるということだ。
良い視野の確保。そして余裕を持ってジャッジしているよというポーズを見せて信頼感を得るために早めの読みとそこへ到達してゆっくり歩くだけの時間を確保するためのダッシュ力、体力。
やはりトレーニングは欠かせない。