サッカー審判TIPS(134)
スローインを遅らせる
第12条に警告となる反則が書かれている。
その中に「プレーの再開を遅らせる」というものがある。
いくつかの例が考えられるが、その中に「スローインを遅らせる」というものがある。
2007/2008競技規則の120ページに出ている。
●スローインを行なおうとしたが急に味方競技者の1人にスローインを任せる。
これはどこまでを警告対象としたらよいであろうか。
具体的には、「そのまま投げられる体勢なのに投げずにやめる」というのが基準になる。
つまりボールを持って頭の後ろまで持ってきたのにそこで「やっぱやーめた」というような感じで一歩うしろにさがり、近づいてきた味方に「はい」と渡す、のようなケースだろう。
警告はアウトオブプレー中のことなので、再開はスローイン(警告を受けた選手のチーム)でとなる。