サッカー審判TIPS(69) 再入場のタイミング | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(69)

再入場のタイミング


接触プレーで選手が倒れる。
足を痛めたようだ。
審判がタッチラインから外に出るように指示。
ベンチからコーチが出てきてコールドスプレーを施す。

フリーキックで再開だが、ボールが蹴られる前にケガの治療を終えた選手がハーフラインのところから入ろうとして第4の審判にアピール。

そして第4の審判が主審に合図して主審が手招きしてピッチに入れ、フリーキックが蹴られてプレー再開となった。


何かおかしくないか?



主審に外へ出された選手はプレーが再開されてからでないと再入場できない。
第4の審判がピッチへの復帰を止めてプレーが再開されてから主審に合図をするべきであった。
主審もプレーが再開される前なので手で制止し、笛を吹いたあとで手招きをして入れさせるのが正しい処置である。

もちろん主審の許可を得ずに復帰した場合はイエローカードである。

細かなことだが気をつけたい。