形を学ぶ事で、闘う為の武器を身に付けると思われている形が多いでしょうが、、それはもちろんそうなのですが、、
それよりも初めの段階(守)では、きっちり型に嵌め込む事で、身体の癖を取り除きます。そして、覚えた形を練り込み武術体を作ります。帰る家を持つ事と同じです。迷った時にニュートラルに戻す事はとても大切な事なのです。
その後、組手の中で、学んだ技に自身の創意工夫を加えながら技の研究をするのです。良く型に縛られ型という新たな癖を身に付けた方を見掛けます。一見逆のように思われるかもしれないが、形は、シチュエーションを想定して作られているが、実際のシチュエーションは無限である。型と応用変化を行き来きするのです、この段階が破である。
そして、最後に離の局を迎えるのです。この段階では、根本原則・理合を理解した段階です。技の表面を学べば、すぐに限界が見えます。しかし、技の根本を理解すれば、技は無限の変化を持っているのです。この段階に来て初めて形は昇華されるのです!
動けば技になる。こんな所を目指しておるわけですなー