今日は職員採用セミナーに行ってまいりました。

 

組織にとって人は大事なので、その入り口となる採用も大事です。

どういう人材が欲しいか、どういうメッセージを打ち出すか。

 

ということで、これからの枚方市を担ってくれる人材の採用セミナーについては、時間の限り参加させていただいております。


 

会場の案内看板が半端ないって。

 

以前の様子はこちらです。

2017年は行っていないか、行ったけどブログにはしてないかのどちらかです。グーグルカレンダーを見ても書いていないので恐らく行っていないと思われます。

 

2016年:職員採用セミナー:枚方市=??

2015年:職員採用セミナー:枚方市役所の求める人物像は?

(なぜか有難いことに未だに2015年の記事のアクセスが多いです)

 

 

これまでに、

職員になることをゴールにして欲しくないので、面接の仕方とか試験の通り方の話はあまりしない方がいい、

 

市役所として求める人材を明確にして、そしてその価値観を体現している職員に体験談を話すことで、求める人材像のメッセージを打ち出すべきでは、

 

といった話をさせていただいていて、その部分が今回のはあったのでとても良くなってきていると思います。

 

抽象的な表現ですが、業務に対してのワクワク感が増すとさらに良くなると思いました。

 

 

会場はメセナ枚方。

 

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市長のメッセージ

(残念ながらビデオメッセージ)
地震、豪雨の復旧に向けて災害対応に取り組んできた。

求める人材は
冷静に物事を判断できる
柔軟な対応
指示待ちではなく自ら考えて行動。


前例踏襲ではなく、
失敗を恐れずチャレンジできる職員

ポジティブな考えを持てる人材

若い職員の発想や意見を大事にする市役所
脈々と受け継がれている。

定住人口、市駅周辺の再整備、待機児童に積極的に若い人を登用している。

枚方市役所の風土を感じてほしい。
===

■連絡事項

(これはあとでいいかなと思いました、もしくは人事としての求める人物像の話を少しだけして、その後の職員のパネルディスカッションにつなげるか)


 

 


 


筆記試験に偏らない人物重視。
スコアというテスト。

民間企業受けながら受けた人見る。

公務員試験対策をしていない人もぜひ受けてください。


スケジュール


他市と比べて有給の取得率が高いとのこと。

男性5人が育休も取得している。


■重点施策の説明。
●枚方市駅周辺再整備
人が主役のまちづくり。

建物の老朽化が進んでいる。
駅前広場の交通混雑
低未利用地・駐車場のような使われ方。
昔あった大きな商業施設が閉店。
時代が変わり市民ニーズが多様化。
人口減少も。

今年基本計画を作っていってる。


16年目だが、これだけ大きな仕事がうれしいことだ。


●定住人口の促進について


市長が所信表明で掲げた豊かで誇りある枚方を実現するために頑張っている。

枚方市、大阪、京都へのアクセスが良い。
T-SITE,くずはモール
枚方宿、国特別史跡百済寺跡


人口が41万から40万に。数年後40万きる。

人口減少には危機感を持っている。
商業者が減っていく、行政サービスを維持するのが難しくなる。公共交通、空き家。
学校の統廃合。それらが更なる人口減少。

財政がどんどん厳しくなっている。
収入は横ばい。扶助費が右肩上がり。


枚方市の挑戦
・・人口減少を止める

PR戦略。
マイカタちゃいます、枚方です。


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19時~

ここからは枚方市職員による公開座談会。
事務職はそのまま多目的ホール
技術職は違う部屋に。
(私はそのまま多目的ホール)


いままでのポスターはスタイリッシュで目立たなかったけど今回は半端ないってにしてみた。


●資産税課
吉田さん

家屋評価をして固定資産税額を決める。
税関係は入職2-3年目が多い職場。

●保育士:笹田さん
子どもの生活の援助、プールなど、身体的精神的に成長できるように。

●企画:井田さん
生まれも育ちも枚方で枚方市役所の横に住んでます。

組織の総合調整をしている。
評価制度の見直し等々。若い職員も多いのでわいあいあいと。

●情報推進課:垣東さん
システム部門、基幹システムの技術的な支援、セキュリティ対策。
業務効率化のRPAを導入するための各課ヒアリングや動作検証。

●保健センター:福田さん
2万人の地区を担当。電話や訪問をして支援。
がん検診、健康相談業務など。



●一日のスケジュール。
以下敬称略

吉田
9時朝礼、メールのチェック、現地調査の準備、9時半ころから現地調査
法務局に申請される冬季の情報から現地調査するので、その情報の整理。データ入力、明日の準備、業務マニュアルの作成。

17時半ころからキリのいいところを探して18時くらいには退庁。

資産税課は繁忙期が決まっているのでほとんど残業していない。
1月から3月頃は残業が増えると聞いている。

残業したら残業代が支給されます。

Q仕事を進めるうえでわからない場合はどう対応していますか?
A担当地区が決められていて悩んだこともあったが遠慮せずに上司に積極的に相談。
 心掛けていることとしては何がわからないかの整理、二度聞かない、何のためにしているのかを確認。

指導育成者を先輩職員がしていて悩み相談できる体制。


笹田
Q枚方市で働く理由は?
A生まれ育った場所だから。

Q枚方市で働いてわかったこと、感じたこと?
A保育所にくる家庭には様々。しんどさを感じてる家庭も。各家庭の支えになれば。


吉田
Q入職前と後でのギャップは?
A堅いイメージがあったが、積極的に話しかけてくれる、困っているときは助け船
かっちりとしたオフィスカジュアルじゃないといけないかなと思ったらカジュアルな人も作業着な人も。


福田
Q職員同士の人間関係や市民との応対?
A多職種70人の職員。窓口対応と電話対応。窓口対応で仕事を覚えていく。ケースの対応で悩む時期がある。訪問、電話が終わった時に先輩が気にかけて聞いてくれるので支えてもらっている。常にチームワーク良い。新年会、慰安旅行も。


井田
Q市役所のやりがいは?
Aやりがいしかない。今38年、入職して15年。後輩からも頼られることも上司にも意見を言わせてもらうことも。自分の思ってること考えてることを伝えて業務に反映されていくのはやりがいがあるな。早稲田大学のマニ研の派遣や働き方改革にも取り組ませていただいた。大切にしてることは伝えるということ。何気ない雑談も含めて。企画は調整事項が多く、難しい調整事項ほど達成感。



垣東
Q市役所のやりがいは?
A市役所たくさんの部署がある100以上。たくさんのシステムの構築に関われる。感謝の言葉をもらうことも多い。それもやりがい。市役所に仲間を作る。話しやすい仲間が多くなれば仕事が円滑に進む。市役所の組織は大きい、ので縦割りになることもある。仲間作ってると物事が進むことも。


福田
Q最新の情報を取り入れていくことなど特別に取り組んでいること、成長したなと思うこと。
A研修会勉強会に積極的に参加している。仕事の後の勉強会。保健所からの業務委託で人工呼吸器の勉強など。学びたいことは言えばそのテーマの勉強会をしてくれる。
大学院通っている人も時間をワーママ時間にしている人も。

笹田
Q最前線で働くやりがいは?
A子供の成長を実感できるとき。2歳児を担当している。最初はもの奪うだけだったのが、話をしてものを借りたり。。保護者に話をすると保護者もびっくりして喜ぶ。保護者が安心して働けるように。

井田
Q仕事の面白さ、楽しさ。
A興味深い話として、部署柄重点施策を調整する立場。事業を実行する部署とも議論。事業査定の中で却下することも。企画の方も事業について勉強する、知識欲が深い。幅広い経験と知識を得ることができる。枚方市の重点施策に関われているのもやりがい、充実してる。

福田
Qどんな仕事をしたい?将来どのような職員?
A健康で長生きできるまちだなと思われるように。
AIとかがあっても専門職としてやれる仕事を

垣東
Qどんな仕事をしたい?将来どのような職員?
A実は転職組。もとSE。その経験を活かしてITを活かした業務効率とか。市役所まだまだ紙が多い。電子化していきたい。


女性活躍の推進。
女性管理職の登用、男性職員の育休
Q男性職員の状況は?
A子どもを保育園に送るために、9時から10時育休。
 保育所の状況や保育の先生と仲良くなれる。

枚方市の場合、1歳6か月までは1時間休むだけなら給料が減らない。
子どもが2人目できたら本格的に1か月休んでみるとかしてみたい。実際に休んでる職員もいます。ほかの職員が仕事サポートしてくれる。
ぜひ活用を。


Qやりがい、どのように枚方市の発展に関わっていくのか、どのような職員が求められるか。

吉田
A地方出身。上司先輩も優しく教えてくれるのでゆとりどまんなかでもOK.やさしさにあまえ過ぎるとずるずる。一緒に成長したいと思える人。


笹田
A地元出身だけど出身じゃなくても働きやすい場所。
散歩で地域の人に出会うことも。新米保育士にも優しく見守ってくれる。かわいい子供いっぱい。春から一緒に仕事できるのを楽しみしています。



井田
15年目。今の部署が3箇所目。最初は下水道総務課。2箇所目が議会事務局、3か所目が企画。それぞれ全然仕事が違う。異動によって仕事内容が変わる。いった職場で得たことが自分を形成している。大変なのですがクリアしていくのが大切で、意欲・想いで突破できる。枚方で働こうという人は周りで起こっている人を自発的に、自分事に捉える。見て見ぬ振りしない。枚方市のためという視点で。
組織の縦割りもなくしていきたいなと。

垣東
一緒に仕事をした人から感謝の言葉をもらうこと。それがやりがい。
システムは動いて当たり前。求められる職員像・・思いやりを持った人が来てくれたらどこでもうまいことやっていけるんじゃないか。

福田
地方出身だったが、人との触れ合いがあり、今は枚方市のために頑張りたいという気持ち。
色んな部署に保健師は分散配置している。保健師として広い視野を持って働きたいという気持ちがあれば。

~19:48
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ここからは個別の質問コーナー
参加しない方は帰ってOK

 

 

 

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スペースの問題もありますが、

今は

・事務職・専門職(保健師・保育士)のグループ

・技術職

のグループに部屋が分かれますが、

 

今後は

・事務職

・専門職(保健師・保育士)

・技術職

の3つに分かれてもいいかもしれません。

 

 

お邪魔させていただきありがとうございます。

 

今回のセミナーをきっかけに来春いい職員の方が入っていただければ幸いです。

 

 

 

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枚方市議会議員
木村亮太(きむらりょうた)公式サイト
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