市民からの寄附金収受について
1.経過
この度、本市が所蔵する美術工芸品の保存・管理等に役立ててほしいと、現金1億円の寄附申込みがあり、寄附金の収受を行いましたので報告いたします。


2.寄附者からの申込み概要
(1)寄附者氏名
大束清四氏(枚方市在住)
(2)寄附申込みする目的(寄附申込み書原文)
本寄附金を枚方市所蔵美術工芸品の保存・管理及び枚方市ゆかりの美術工芸品購入等にかかる経費に活用していただきたいと存じます。なお、寄附金の具体的な活用については、市の判断に委ねます。


(3)寄附金額
1億円
(4)収受日
平成29年9月21日
3.今後の取り扱い
寄附金の取り扱いについては、基金創設など、寄附者の意向を尊重し、活用したいと考えています。

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ということで、

 

最終的に美術館の建物ではなく、

現金1億円の寄付になりました。

 

この件については、

条例が廃止した時点で(→当時のブログ

話が終了していたと思っていたのですが、

以降も担当部と寄付者である大東さんと話をされたとのことです。

 

紆余曲折ありましたが、

概ね話は終わったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

枚方市としては、金額的にも、ずっと話題になっていた美術館問題という点でもなかなか大きい話です。

 

 

 

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枚方市(2015年の8月の市長交代後)
「香里ケ丘中央公園で建設するのは難しい」

寄付者
「じゃあ代案出してよ」

枚方市
「①違う場所に建ててもらう
 ②現金寄付をしていただき、そのお金で新町に
  整備予定の総合文化施設と併設した美術館を建てる
 ③建物ではなく現金寄付していただき基金にする
 のいずれかはどうか?」

寄付者
「では②で要望・条件もつけます」
という状況で、
②に決定したというわけではないようですが、
現段階で議会に報告と意見を伺う機会をつくった

(1月20日美術館についての全員協議会



1月20日の協議会でいろんな意見がでて、
市としても方向転換?をして③を提案

寄付者
「③はないなぁ」

市「であれば、美術館整備は困難です・・・」
という報告を今回の全員協議会(4月28日)。
全員協議会(美術館及び総合文化施設の整備について)

 

その後議論をしてきて、

11月20日美術館の覚書を解約:美術館協議に関する寄附者との合意について

 

そして、

12月8日美術館についての総務委員協議会

 

2016年12月議会で条例廃止

美術館設置条例廃止と和解について

 

今回の寄付

 

という流れです。

 

 

 

 

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