出生率についての記事がありましたのでご報告。

 

 

※この記事での合計特殊出生率は日経グローカル302号(2016/10/17)の計算方法です

具体的には、「平成27年 人口動態調査」(厚労省)と「平成28年 住民基本台帳年齢階級別人口」(総務省)から算出。計算に用いた年齢階級別人口は2016年1月1日時点での日本人女性。ベイズ推定値は小規模市町村の異常値を修正した値で「平成20~24ねん人口動態保健所・市町村別統計」(厚労省)によります。

 

枚方市は1.27で大阪府内でもあまり高くない方です。

以下の通りです。

 

北河内で言うと、

寝屋川市:1.49

交野市:1.46

四条畷市:1.42

大東市:1.36

守口市:1.39

門真市:1.31

 

と、改めて、枚方市(1.27)最下位です。

 

 

 

枚方市は、地方創生の計画の中で、人口について以下のように

将来展望しています。目標ではないらしいですが、実質目標です。

 

人口の将来展望(人口ビジョン)
【社会増減について】今1000人くらいの転出超過をゼロに
【自然増減】出生率を少なくとも平成32年に1.49に(現在は1.27)

 

詳しくは、

人口減少への対応

こちらのブログをご確認ください。

 

出生率が向上しているところは、

子育て世代が宅地開発などで流入し、

それらの人たちが、出生率を押し上げている。

という傾向が大きいのですが、

そうじゃない地域も。

 

移住や周辺地域から人を呼び寄せるのではなく、

地域に居住し、働きながら高い出生率を維持しているのが、

京都府北部にある福知山市。

15年の出生率は1.83.出生率が低い京都府内では突出して高かった。

近隣の舞鶴市や京丹後市なども高く、京都府は昨年まとめた

「少子化要因実態調査報告書」で先進事例として注目。

「若くして子供を産む」「女性の労働力が高く共働きが多い」

「市内に雇用の場が多く、通勤時間が短い」

といった共通項を指摘した。

 

例えば福知山市には工業団地があり、

正社員比率も高い。

 

京都少子化対策総合戦略会議の委員を務めた京都大学の柴田淳教授は

「共通するのは近場で就労し、男女とも働き、保育所利用が多いこと」と分析。

同時に、三世代同居への幻想にくぎを刺す。

地方都市では三世代同居が多く、そのことが夫婦共働きにつながり、ひいては出生率向上につながるといわれるが、「三世代同居と出生率には関係があるかもしれないが、それを望んでいるかは別問題。気兼ねなく働ける別居をしながら、いざといなったら助け合う近居が一番」と指摘する

「若い女性は自分のライフスタイルを認めてくれる場所に行く。地域にそうした考えがないと結局、都会に出ていく」と言い、雇用の場とともに地方でも保育サービスが必要と説く。

 

 

 

 

改めて、

雇用を生み出していくこともこれからは考えないといけないですね。

 

大阪市内で働くのであれば、大阪市内の家・マンション住んでしまいますもんね・・。

最近は比較的大阪市内でもお手ごろ価格ですから・・・。

 

 

しかし、企業にバラマキのようなことも時代にそぐわないですし。

かといって、大企業の工場誘致などは、グローバル化の中では、

いつ撤退して、もっと賃金の安い場所に行くかわかりませんし。

 

これまでも産業政策についての費用対効果をしっかりと確認してほしいと

議会で発言してきているのですが。実態がなかなかつかめません。
 

雇用・産業については、今いろいろと調べているところです。

枚方市はベッドタウン?市内外就労比率を大阪府内自治体で比較してみて

枚方市民の何人に1人が市内で働いている?枚方市はベッドタウン??

新規開設法人は増加中??

こちらのデータでは枚方市の事業所は増加?

 

 

また、短期的には厳しくなるとは思いますが、

子育て・教育にかかる費用をどんどん増やしていくことが、

長期的には出生率の向上にもつながっていくと思います。

 

そこの財源をどうやって生み出していくかが大事ですので、

細かいところも含めて、いつも行革行革を唱えています。

 

成長戦略といわれる税収増も考えていかなければなりませんね。

 

 

ちなみに、全国のトップ10とワースト10は以下の通り。

人口規模が小さいところだと、1人2人で一気に変わりますからね。

 

出生数がゼロなら出生率もゼロになりますよね・・・。

 

 

 

 

 

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枚方市議会議員 木村亮太(きむらりょうた)

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未来に責任

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