東日本大震災からこの地域を考える
日時 ・ 平成23年10月13日(木) 13:30~15:30
場所 ・ 名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)4階第3会議室
講師 ・ 山田聖志教授(豊橋技術科学大学)
主催 ・ 建築八団体連絡会
毎年、この季節に吹上ホールで開催される「建築総合展」の数あるセミナーのなかから、興味ある震災関連の講義を受講させてもらいました。
チョット早目に席に着いたので、会場の受講生はまだチラホラです。
仙台市において1978に発生した大地震の被害概要や、今回の東日本大震災を地層や地域別の分析別してくれました。それと、耐震補強効果と耐震補強部位並びに制震部位の損傷に関する講義でした。
結語
当地域の大地震への備えとしては
1、耐震改修をしていた建物の構造部位の被害は相対的には非常に小さい。
一方、1978年に発生した宮城県沖地震マグニチュード7.4(震度
5)では被害が少なかった建物では、耐震改修されていない建物には大
きな被害を受けていた。
2、耐震補強工法や制震工法は有効に機能しているもとと認められる。一部
に、ディテールへの配慮不足で、損傷したものがある。
3、これまでの構造設計・改修設計では、非耐力壁扱いとしていた壁などが
大きく損傷して、構造部位が健全であっても被災後に使用出来ないもの
がみられた。天井の落下で人災事故になった報道もあり、こうした非構
造部材の設計・診断をいかに耐震標準化するかは、今後の大きな課題で
ある。
4、津波浸水高の大きい地区での建物の流出は甚大であったが、浸水高が
2m程度までなら木造家屋の流出は少ないと言える。
以上、配布資料を要訳しました。
耐震改修と非構造部材に関しては、特に関心を持って勉強させて貰いました。
山田聖志先生、有り難うございました。




