白馬岳 (しろうまだけ)
新たに登る今年最初の日本百名山の一座です。
後立山連峰の北の代表格である白馬岳は、日本アルプスの最北部に位置しています。
古くは「代馬岳」。山の南東面に雪解けのころ、岩肌に農耕馬の形が現れ、、これから農繁期を迎えるところからこれを「代かき馬」と呼び、そこから「代馬」から白馬」となった。ハクバとは呼びません。
以上ガイドブックより転記しました。
8/13 (日)
白馬(はくば)のペンションあぜくら山荘での夜明け前、口にした言葉が「夕べは飲みすぎかも?」
カウンターにインターネットからコピーをした今日と明日の天気予報紙が置いてありました。オーナーの心遣いを嬉しく思います。
4:50 あぜくら山荘を出発
八方第5駐車場に到着後、隣のコンビニで朝飯のオニギリ等を買い物をして全て準備万端整いました。
5:25 一番バスが来る前に、東京から来た2人のおじさん(私も十分におじさんです)が、声を掛けてくれました。タクシーに4人で相乗りすれば、バスよりも料金が安く、しかも今から出発すると言うので、同乗させて貰う事にしました。
5:50 猿倉駐車場到着
大勢の登山者が準備をしています。猿倉荘で登山届けを提出し、保険の手続きを済ませます。
6:00 登山開始です。心躍る瞬間です。
登山口
広い林道を、数グループと一緒に登って行きます。カーブを曲がったとたんに、大雪渓の一部が見えてきました。今の気持ちを言葉にすると、「感動」この2文字に尽きると思います。
大雪渓の一部
6:50 白馬尻
白馬尻山荘前で休憩をして、トイレも済ませます。冷蔵庫の扉を開けたような涼しさです。
白馬尻山荘
花を見つけたので撮ります。
キヌガサソウ
サンカヨウ
白馬尻山荘のすぐ上が白馬尻小屋です。持参の4本爪軽アイゼンと同じ物が売店に並んでいました。
白馬尻小屋
いよいよ、ここからが白馬大雪渓の始まりです。アイゼンを締めて、更に気をしき締めて慎重に第一歩を踏み出します。ベニガラのコースに沿ってゆっくりとマイペースで登って行きます。落石は雪で音もなく突然に落ちてきますので、時々上方を見上げて落石に注意をします。
白馬大雪渓
休憩をします。冷凍庫の扉を開けたような涼しさです。
8:40 ねぶか平
大雪渓が終わり、ねぶか平からジクザクに登ると、次は小雪渓を慎重に横切ります。この辺からいっぱいの花々が出迎えをしてくれます。
シシウド

オタカラコウ
クルマユリ
タイツリオウギ
テガタチドリ



ナデシコ
アサツキ
上方に小雪渓が見えてきました。小屋までもう一頑張りとなりました。
小雪渓
10:20 小雪渓
休憩をしてコーヒーを頂きました。急斜面を慎重にトラバースし、ここを抜けるとお花畑になります。
小雪渓
一面のお花畑に出ました。標高2553m
お花畑
知らない花がいっぱい咲いていますので重複しないように撮ります。
オンダテ
ヨツバシオガマ
ハクサンイチゲ
ウメバチソウ・・・?
ゆっくりと、花を楽しみながら登っていると、小屋が見えてきました。
霧の切れ間より、左手上方に杓子岳が聳え立っています。
杓子岳
12:00 村営白馬岳頂上宿舎に到着 (1000名/収容人員)
天気が良いと上の白馬山荘が一杯で、天気が悪いとここが一杯になるとの事で、今日は天気が良いので、あえて空いていそうな村営白馬岳頂上宿舎に泊まる事にしました。受付で明日の弁当を注文して会計を済ませ、部屋は2階の「針の木」で左側の下段1と2です。Wサイズの布団が2組で、通路側はカーテンで仕切られています。今日は2人だけですが、天気の悪い盆休みだと、多分も4~6人の収容になると思います。まずは、自販機で買った缶ビール(500ml/700円)で疲れを取り始めます。グイっと一口飲むと、フーと一息ついて、デェーリャーウミャーデカンワー!。下界では贅沢な事ですが余りにも寒いので窓を閉めました。夕飯の時間は17:00なので、このままだと酒代が嵩みそうです。昼飯は持参のカップラーメンを頂きました。夕飯の写真を撮り忘れたので実況でお伝えします。バイキング形式なのでプレートへ順番に、サバのみぞれ合い・ブタの冷シャブ・切干大根・筍の煮物・ハルサメサラダ・青菜のからし合えを取り、テーブルにはお櫃と暖かい味噌汁の鍋が置いてありました。お代わりが自由なので腹一杯に頂き、ご馳走様でした。山で新鮮な魚や肉が頂けるとは、小屋のスタッフに感謝・感謝です。部屋は暖房が利いて暖かく、横になってラジオを聴いていたらいつの間にか眠くなり、おやすみなさい。夜中にトイレのために目が覚めて、ヘッドランプを手に持ち廊下に出てみると電気が点いていました。今までの山小屋経験では始めての事です。
村営白馬岳頂上宿舎
8/14 (月)
酔い覚めもさわやかに起床です。寝袋を持参したのですが、暖房が聞いていて小屋の布団だけで十分でした。朝飯は、5:00からですが少し遅れてから頂きます。
5:30 朝飯
時間差のせいか、席は半分位が空いていました。バイキングなので一通り全ての惣菜を盛り付け、ご飯と味噌汁もお代わりをして、腹いっぱいに頂きました。ご馳走様でした。
朝飯
朝飯後に、売店で弁当を受け取り、それからポットにお湯を入れてもらい、記念の登山バッチを買い、そしてお客様で山好きのO様とT様へお土産に小さな白馬岳の本を買いました。水筒に水を入れて、あとはザックを整理して出発準備完了です。
5:55 村営白馬頂上宿舎を出発
小屋を出るとすぐに四叉路の「分岐になり、左は杓子岳や五竜岳・鹿島槍ヶ岳方面で、真ん中は欅平へと続き、我々は、白馬山荘や白馬岳方面へと登って行きます。
四叉路
白馬山荘へ登る途中で、コマクサを見る事が出来ました。女王様とご対面することが出来、今日も良い日になりそうです。
コマクサ
6:15 白馬山荘 (1500名/収容人員)
白馬山荘は日本で一番大きな山小屋で、結婚式も出来るそうです。
白馬山荘
後を振り返ると、今出発したばかりの小屋の全景がみえます。
村営白馬岳頂上宿舎
更に、登り続けると
6:30 白馬岳山頂 標高2932.2m 外気温15℃
深田久弥先生のビデオのように、ナレーションや音楽が聞こえてくるようです。コーヒーを飲みながらの、360度の展望が十分に楽しめます。一休みをしたら、白馬大池へと下ります。
白馬岳山頂
下りの途中にも花がいっぱいです。


7:20 三国境 標高2751m
三叉路の左方面は、雪倉岳や朝日岳へと続きます。
三国境
後を振り返ると、雄大な白馬岳や杓子岳が遠望出来ます。
杓子岳や白馬岳
8:05 小蓮華山 標高2768.9m
ゆっくりと休息をして展望を楽しみます。
小蓮華山
下りの途中で、花を見ながらの休憩とします。
エゾシオガマ
花の間をイワヒバリが、餌を探して飛び歩いていました。今下ってきた後を振り返ると、尾根や白馬岳が霧で霞んで来ました。
白馬岳より下りの尾根
又、コマクサを見つける事が出来ました。何時までも、この大事な環境が守られることを望みます。
コマクサ
8:55 船越ノ頭
やっと、白馬大池が見えてきました。岩の上で白と黒の斑模様が綺麗なホシガラスが羽を休めています。
白馬大池
白馬大池山荘も見えてきました。
白馬大池
山荘が近づくにつれ、お花畑になっています。可憐な花々のお出迎えです。
タテヤマリンドウ


ハクサンコザクラ
キンロバイ
チングルマ
9:45 白馬大池山荘
小屋の入り口に、今日は畳1枚分の布団にに3人で使用になります、との張り紙がしてありました。コーヒータイムに菓子パンも美味しく頂きました。
白馬大池山荘
山とは思えないような、湖畔の風景です。
白馬大池
大きな岩を跨いで登り、次に乗鞍岳を目指します。
湖畔の登山道
10:35 乗鞍岳 標高2436.7m
又、休憩をして、のんびりとした時間を過ごします。下界に近づくにつれて、休憩の回数が多くなりました。
乗鞍岳
記念として、ケルンに小さな石を一つ積み上げてみました。大きな事は出来ませんが、小さな事をコツコツと!(あれ?何処かで聞いたような!)
乗鞍岳
天狗原へと続く湿原に掛かる木道です。
天狗原
疲れた体をフンワリと暖かく包んでくれそうなワタスゲです。
ワタスゲ
11:35 天狗原 標高2180m 外気温24.5℃

皆それぞれに昼飯を食べていましたので、我々も山小屋でl作って貰った弁当を頂きます。何時もは定番のカップラーメンなのですが、たまには弁当も最高!ご馳走様でした。
小屋の弁当
ゼリーも付いていたので、食後にコーヒーと一緒に頂きました。腹もいっぱいになったので、栂池の登山口に向かって出発です。今回の白馬岳の最終の花となる、ツマトリソウを見つけました。
ツマトリソウ
11:40 栂池登山口到着
無事に下山出来た事を感謝しながらも、夏の暑い下界生活での始まりです。
栂池登山口
アスファルトの舗装道路に出たとんに、一般観光客で賑わっていました。外気温度も急に上がったような気がします。
ロープウェイ⇒ゴンドラ⇒栂池公園・老若男女で溢れかえり、お祭りのようでした⇒タクシー⇒八方第5駐車場⇒倉下の湯・屋根付の露天風呂で、しかも湯船はヒノキ造りで、源泉は「白馬塩の道温泉」のようです。汗を流してスッキリとしました。日帰り温泉施設なので観光バスも来ていました⇒国道148号線⇒国道19号線・中津川の手前20kmより大渋滞の為迂回⇒国道256号線⇒国道153号線⇒豊田環八IC・東海環状道⇒伊勢湾岸道⇒大府東海IC・知多半島道⇒22:00・自宅着
3日間の旅も終わり、無事に自宅に帰る事が出来、感謝感謝!そして自分にもお疲れさん。