しゃちょー、ブログ業界に電撃参入 | 慶應大学木村ゼミ交換留学日記

慶應大学木村ゼミ交換留学日記

慶應義塾大学・木村福成研究会 派遣交換留学生によるブログ :)

はじめまして!留学をしていない木村ゼミ生、通称「しゃちょー」です。

新歓合宿に遅刻して以来、このニックネームに甘んじております。


このブログは、留学生のブログですけど、せっかくのブログなので、

日本にいるゼミ生からもいろいろと情報を発信してしまおうと。

遂にしゃちょーが高い参入障壁を乗り越えて、ブログに参入です。



さっそく、最近の木村ゼミ@日本ではどんな活動をしているのか、紹介したいと思います


最近のゼミでの活動は、ずっと三田祭論文の執筆がメインでした。

三田祭論文、略して三田論とは、慶應の学内論文コンクールに応募するために

ゼミで執筆する論文のことです。


木村ゼミでは、3グループに分かれて、3本の論文を執筆していまして


貿易班「重力モデルを用いた中国と他国の競合・補完関係の分析

       -中国の輸出の増加は他国の脅威となるのか-」


観光班「ビジネス・投資環境が観光業に与える影響の分析」


開発班「アジア諸国における経済成長決定因子の追及

     -産業別FDI受給割合から読み解く教育水準の起因性-」


の三つを執筆しました。

コンクールに応募したのは、貿易班のものです。ええ、私が書きました(ドヤ)


論文の内容は置いといて、チームで論文を書いたことから得た教訓・困難をいくつか。

1. チーム全員で、ビジョンを共有することはくそ難しい

2. 出現しがちなフリーライダーをどうすべきか

3. 個人プレーで何とかしてしまうか、チームをつかうか


1について。。

自分のチームはたった4人だったんですが、

それでも、人によって論文の主旨を勘違いしていたり

方向性がずれていたり、やるべきことがわかっていなかったりと、

ビジョンの共有は相当に難しいものでした。いやほんとに。

なかなか誤解なく、自分の考えを伝える、相手の考えを理解するってのは

想像以上に重要かつ難しいです。

組織論で、やれコミュニケーションだマネジメントだリーダーシップだといわれている理由が

痛いほどわかりました。コミュニケーションまじ命です。


2 参加率の低い人がもしもいたなら。。

就活だったり、部活だったり、バイトだったり、やむを得ない理由も多いものですが

論文への意気込み、モチベの違いには当然ですが個人差があるもんです。

あとはやっぱ、班の人数が多くなるほど、フリーライダーは生まれがちな感じは

あります。

どうその人を扱うかに、人間の器というものが試されます。

一つ言えるのは、そういった人を無視する、あるいは冷たく当たるというのはよくないってこと。

雰囲気悪くします。やる気のないやつをやる気にさせるくらいの力を見せましょう。



3. とはいっても最終的に、「もうめんどくせえ。いっそ俺一人で書いてしまうか!」

こうなりがちです。

若干、自分はこうなったように思います。論文の大部分、結論・考察といった

根幹を含め、最後の最後にはわりと自分一人で書いていきました。

これってやっぱ良くないです。最善策ではないです。

自分一人で書いた。とか全然かっこ悪いです。


せっかくグループでやったんだから、もっとみんなで意見を出し合い、内容を深める、

こんな方法をとれたならそれがベストでした。

この辺は自分のコミュ力、実力、リーダーシップの不足。。自分のいたらなさを痛感しました。



一つ思ったのは、班を決めたら必ず、リーダーとマネージャーを決めましょう。

中心となる人物、「何をしたいのか」を明確にもつリーダーと

その補佐役、あれやれ、これやれとみんなの尻を叩き、論文の円滑な進行を助ける

マネージャーを最初に決めましょう。

これを決めないとだらけます。やっぱ立場が人をつくります。

リーダーになったら、マネージャーになったら、甘えを捨て頑張るものだと思います。



思ったより長く書いてしまいました。


最後に。。

「三田論」 これっていい経験です。

ゼミの真骨頂です。


「チームで何かを成し遂げる。」


ここから得られるものは非常に大きいです。

特に論文を0から書きあげるって作業は、プロジェクトを0から立ち上げて

チームで完成させるってことです。

ぜひ、多くの人に一生懸命、この三田論に取り組んでほしいです。


きっと人間的に成長できますよ。

あと、書き終わった時にはちょっと知識が豊富になるという副作用もありますので。



by しゃちょーー@日本