着物で七五三をしたい!

 

でも、何を用意したらいいの?

 

そんな方へ、着付けに使うものをまとめてみました

 

 

 

こんにちは、京都市山科区で

夫と2017年生まれの娘の3人暮らし

着付け講師のきむら くみこ です

 

 

3歳・7歳の女の子の七五三で着られる着物

 

着物の袖丈が長いので、女児の振袖(ふりそで)とも言われるスタイルですキラキラ

 

今回は女の子の七五三での振袖の着付けに必要な物をご紹介します上差し

 

※ここでご紹介しているものは私が使っているものです
 着付けをする人によって、使うアイテムや数に多少の違いがありますで、
誰かに着せてもらう場合は、着付けをされる方に直接ご確認下さいね

 

 

※7歳の女の子で、振袖ではなく「被布(ひふ)」を着られる場合はこちらをご覧ください

右矢印【3歳七五三】被布(ひふ)の着付けに何が必要?~被布の着付けに使うものをご紹介~

 

 

 

 

  七五三の女児振袖の着付けに必要なもの

 

 

【1】着物(きもの)  1着

子供サイズの着物を用意します

サイズの目安は身丈(みたけ:着物の長さ)が、身長と同じくらい

子供の裄(ゆき:首の後ろの中心から手首までの長さ)に合わせて「肩揚げ(かたあげ)」をして着せます

身揚げ(みあげ:身長に合わせて、ウエストの辺りでタックを作るように縫い、着物の長さを調節すること)をするか、着付の際におはしょりを作って着せます

着物に着付け用の紐が縫い付けられている場合もありますので、付いているかどうか確認しておきましょう

 

 

【2】長襦袢(ながじゅばん)※半衿のついたもの     1着

着物の中に着ます

着物とサイズの合ったものを用意します

着物と同じように肩揚げをして着ます

(身丈が長い場合は、身揚げや裾上げをすることもあります)

こちらも着付用の紐の付いたものもあります

 

 

長襦袢には、半衿(はんえり)が付いているかも必ず確認しましょう

 

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衿の部分に、上からもう1枚布をかぶせて縫い付けられていて、端がこのようになっていれば大丈夫です

 

このかぶせてある布が半衿です

 

 

 

※帯については、2パターンありますので、A・Bに分けてご紹介します

 【3-A】もしくは、【3-B-①~③】のいずれかをご用意ください

 

【3-A】作り帯(つくりおび) 1セット

予め帯結びの部分の形が作られた帯です

画像のように、胴に巻く部分と後ろの帯結びの部分とが分かれた帯が多いですが、一体化したものもあります

サイズが分かれているので、子供の体形に合ったものを選びましょう

おおよそですが、目安は

・小寸(前帯幅11cmくらい)=3歳

・中寸(前帯幅15cmくらい)=大きめ3歳~5歳~小さめ7歳

・大寸(前帯幅18cmくらい)=7歳~

となります

 

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【3-B-①】結び帯(むすびおび)・子供用袋帯(こどもようふくろおび)  1本

帯結びの形にはなっていない、いわゆる一般的な帯です
ジュニア帯とも呼ばれ、大人用の袋帯とはサイズが異なります
色々なサイズがありますが、おおよそ幅20~27cm、長さ3.2~4m程度です

【3-B-②】帯枕(こどもようおびまくら)  1個

中心の分厚い部分を、後ろ側から帯結びを支えるように当てて、紐を前で結んで使います

大人用とは違い、子供用はサイズが小さいです

結び帯の場合に使います

 

 

【3-B-③】三重紐(さんじゅうひも)  1本

 

結び帯の場合に使います真ん中の3本のゴム紐を両端で1本にまとめた紐です

帯を3本のゴムの間に挟んで形付けることで、華やかな帯結びが簡単に作れます

子供用のサイズの物を用意しましょう

 

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【4】帯板(おびいた)  1枚

 

胴に巻いた帯の内側(身体の前側)に使います

帯のシワを防ぎ、パリッと見せてくれます

子供サイズの物を用意しましょう

 

【5】帯締め(おびじめ)  1本

細長い紐状のアイテムです

七五三用の物は、丸ぐけという中に綿の入った紐状のものが多いです
前から見ると、帯幅の中心に見えます

 

 

【6】帯揚げ(おびあげ)  1枚

前から見ると、帯の上部分に見えます

七五三の着物にに合わせる場合は表面が凸凹した絞りの帯揚げが多いです

子供用のサイズを用意しましょう

 

 

 

【7】志古貴(しごき)  1枚

幅30cmほどの長い布です

両端が房になっているものが多いです

帯の下部分に巻いて、斜め後ろで結びます

 

 

 

【8】肌着(はだぎ)  1着

肌襦袢(はだじゅばん)と言われる、上半身に着る肌着です

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裾除け(すそよけ)と言われる、下半身に着る肌着です

 

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上下がつながったワンピースタイプの肌着もあります

 

タンクトップやTシャツで代用する場合は、衿元から肌着が見えてしまわないよう、首元の開いたものを選びましょう

 

 

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【9】フェイスタオル  2~3枚

手ぬぐいサイズのタオルです

 

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【10】腰紐(こしひも)   2~4本

大人用の腰紐でも代用可能ですが、子供には長すぎるので、子供用の紐を用意しましょう

着物や長襦袢に着付用の紐が付いているかどうかによって、必要な本数が変わります

 

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【11】伊達締め(だてじめ)  1本

幅が7~8cmほどの幅の広い紐です

子供サイズの物を用意しましょう

 

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【12】足袋(たび)     1足

子供の足のサイズに合ったものを用意しましょう

ストレッチ性のある靴下タイプのものが多いです

 

 

 

【13】草履(ぞうり)  1足

子供のサイズに合ったものを用意しましょう

 

 
 

 

【14】バッグ  1個

着付に使うというわけではないのですが、着物に合うバッグも用意しておくとよいですね

 

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【15】筥迫(はこせこ)& びら簪(びらかんざし)  1セット 

名刺入れほどのサイズの四角いアイテムです(画像上)

しゃらしゃらと揺れる飾りの付いた、びら簪(画像下)がある場合は、筥迫の上部に挟んで一緒に使いますが、びら簪は省略されている場合もあります

 
 

【16】末広(すえひろ)  

子供用の扇子です

あおぐための物ではなく、手に持たない時は帯締めに挟んでおきます

 

 

 

 

  使いたい場合は、これも準備しよう!

 

必ず必要!という訳ではないけれど、

もし使いたい場合はこれらも準備してみましょう

 

 

【17】衿芯(えりしん)  1本

長襦袢の衿をよりシャキッとさせてくれます

長襦袢の地衿と半衿との間に差し込んで使います

使う場合は、メッシュなどの柔らかい素材のものがおすすめです

子供用の物を用意しましょう

 

 
 

 

【18】重ね衿(かさねえり)・伊達衿(だてえり)  1本

長襦袢の衿と、着物の衿の間に挟みむようにして使います

重ね衿が入ることで、お顔に近い衿周りがより華やかに見えます

 

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七五三の着物の場合、着物にあらかじめ縫い付けられていることも多く、その場合は別途用意する必要はありません

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19】髪飾り
 

着付けに必要という訳ではありませんが、着物に合わせて髪飾りも用意されるといいですね

 

 

 

【20】鼻緒止めゴム

草履バンド・かかと止め・草履ベルトなどとも呼ばれるアイテムです

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【21】レギンス  1着

寒さが心配な場合は、下にレギンスを履いておくのもありです

 

 

 

 

 

 

 

忘れ物のないように準備して、

ぜひ楽しい七五三をお過ごし下さいねニコニコ

 

 

 

 

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