正月3ケ日を終え日常を取り戻せるか。 孫共(小4男 小2女)は昨12月終業式後より我家に巣食い大晦日に一夜帰宅。 元旦は家族揃っての年始に再び。2日婚家先に年始後又々帰宅? 8日始業式出席後12日迄居座る積もりらしい、イヤハヤ。 2日は吾が師、故前田建一氏次女つまり「里の神」(姉上)の御下りが恒例の行事。 長姉「山の神」早世するも同道願い、都合二社参りを達成、残り一社。
 
 高校時代より家族同様、実のご兄弟以上に接する時間多く弟分として時に実兄弟以上私に厳しい!    話はオヤジの話題・エピソードが懐かしく枚挙に暇無く、私の生き様をオヤジに報告の思いも強く。 しかして私の本年が始まる。 3日は弟家族一家年賀の予定が嫁先身内の病重く安心ならぬ事態。 従っておせち料理が大量に余す事に、 昨夜は爆食で始末は流石にこたえた、本日廃棄処分。
 
 この数日夜間は稼業のH.P.やブログ数種メンテ、出入りサイトの散見と出没に費やし、ようやく我にかえりつつある。 この三ケ日朝からの飲酒は吾身に堪え体調いささかヤバイ。
 
 ドイツ滞在中土・日は、ほぼ全ての商店・レストラン等街中がシャッター状態は以前に記した。 独り身ゆえ観光以外に仕方なく行動を起こす事となる。 宿(ユースホステル)で知り合った長身のイギリス人の友人とオランダ行き。 セキスイ時代工場長が欧州出張で撮影、数多くのカラースライドを借用、寮の部屋で物珍しく寮生と見て、それなりオランダの景色・風景は多少の知識? 
 
 ロッテルダムの卓球場で日本人船員と合同、懐かしいショートピース進呈される。早速喫煙後、プレーの順番で立ち上った途端ストーン! 英国の友人と二人して椅子に尻餅を衝いて仕舞った。 現地タバコに馴れ日本タバコの強さに頭クラクラ、一様にニコチン濃度が低く体が順応してしまったのだろう、数箱は大切且つ慎重を心得。
日本貨物船の船尾にはためく日の丸に郷愁を覚え、似た経験はフランクフルト空港で日航機の飛立つ姿同様な経験、頑張ってる日本に心強さと頼もしさを刻み込む。
   
 街はまるで田園風景、落着いた家並みで窓はドイツと違い大きくカーテン開け放ち、夜間は家庭内(リビング)生活態様が丸見え、各家庭競うが如くは飾り窓の如し。
今思うに編み物や読書、家族団欒はプライバシー以前、今現在はどうなってるのか気になる。 当時は落着いた佇まいに高度な先進社会を見た思いだったが。
家々の周囲は芝生緑多く、植栽が行届てるは「ハウステンボス」を遥かに凌ぐ? !   
 
 道路は車道、歩道の間に自転車道路が隈なく行き渡った配慮に感心する。
別名「ネーデルランド」(低地)は国土の多くが海面より低くほぼ平地で自転車は
多く普及は当然の事なのだろう、エコの先取りは当時からがスバラシイ。 田園地帯には多くの風車が見られ多くは排水若しくは送水に用され、運河も用水路の役割が我々写真等で目にする光景、尤も当時は今ほど情報なく物珍しさはひとしお。
 
 宿での食事は食パンだが黄色く色付き甘い味付、黒パンやフランスパンとも全く異なり、食文化の違いは歴史以前に何がどう違うのか。 多くの国がせめぎ合うが如きヨーロッパで各国独自文化や言語しかり、良くぞ保ち得たと感心もする。
又 同じ黒パンでも、ドイツとロシア・東欧では味、食感や風味も明らかな違い。
 
 滞欧中、旅人に取り英語が一番通じやすく、快適さは人情と共に好印象。
時間有れば、レンタカーで周遊はお勧め、オーストリア・スイス山岳と比肩する。
違えた場合50年前の事ゆえ、その節はお許し願いたく。