次男、就職をやめ、職業訓練校を受験することになりました。
先日次男と進路について「ぶっちゃけ、こないだ実習行った会社へ就職するのと、訓練校でもう一年勉強するのとどっちがいい?」と聞きました。
去年も似たような質問をしたんですが、その時は「就職!」と即答でした。
勉強よりも働きたい、と。
あれから、リアルな企業実習を経験し、就職(実際に働くこと)の難しさを感じたんでしょうね~。
今度は「まだ勉強したい。」と。
先日の企業実習ではピッキングという、かなり広い倉庫から品物を探しだす仕事をしましたが、場所が覚えられないし、スピードを要求されるのでなかなか厳しかったようです。
そりゃそうです、ワーキングメモリーと処理速度が低い次男、向かないわ~。
今日の支援学校の懇談でそのことを先生に話しました。
先生もうすうす感じておられたそうです。
なので、先月実習に行った会社は行くのをやめ、今は訓練校の受験のための勉強に専念します。
(まあ、あの会社からの評価、まだいただいてないけどね。)
受験に失敗したら、就労移行支援のほうを探します。 こちらも探して繋げておかないといけません。
私も次男も「もうちょっとできる」と思っていたんですね。
次男は言語の能力は平均値に近いので、話すことはわりと人並みなんです。
けれど、その他がやはり低いので、見た目で評価され、持っている力より上のことを求められがち。
本人すらそう思っていますから。
「これくらいできるやろ?」が本人には負担だったようです。自分でもできると思っていたことができなくて、ちょっと自信がなくなっちゃったようです・・・。
上を目指すのはいいことです。ただ、幅が大きすぎた。
もうちょっと下のあたりに目標を決めます。
あ、訓練校が「下」なのではなく、仕事の内容の方です。
目指す訓練校はかなり本格的に職業を訓練します。(手先の訓練ではありません。働くことへの意識を高める訓練です。)
合格できる人も少ないです。
面接を重視します。
でもここに入れたら、次男も自信を取り戻すかもしれません。
「うちの子、もっとできるのに・・・」と思っているお母さんは多いと思います。
実際そういうこともあると思います。
でも、本当にできるのか?無理させてないか?お子さんの様子や些細な言動の変化など、気を付けてみてあげてくださいね。