今日のばうむのきょうしつ(気持ちを伝える→丸め込まれないためにも) | 例えば子供の引き出しの中

例えば子供の引き出しの中

発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
https://www.facebook.com/yaobaumu/

明らかな自分のブログへの誘導的なコメントはお断りします。

今日も元気よく来てくれました!


いつもの導入では好きな乗り物とその理由を話してもらいました。


KIMG1396.JPG

(私の字が汚くてすみませんあせる

1人はパトカー、カッコイイから、と。

1人は電車、ヒストリートレインと。

そんな列車あるんですね~、勉強になりました。


何枚かのプリントのあと、ラストのSST。
KIMG1397.JPG

KIMG1398.JPG
気持ちのエレベーター、怒り編。以前、喜びのエレベーターをやりましたが、今回は怒りです。

下の部分の場面カードを切り取り、5から1までの段階のどれにはまるか考え、貼り付けます。

自分の気持ちなので、不正解はありません。

それぞれの場面の気持ちに段階をつけ、自分で上手く気持ちを伝えることができるようになれば良いのですが・・・。

とても優しい一人の生徒さん、普段怒りを他人にぶつけることや、怒りを表に表すことが無いようです。

こんな結果に・・・。


KIMG1399.JPG

余った部分は自分で考えた場面を書いて貰いました。「しんどい」などはそれです。

「こんな時なんて言う?」の所、全く怒ってません(笑)

文章だけではピンと来ないのかもしれないので、実際に私やもう一人の生徒さんで演じてみたんですが彼は

「ごめんなさい。」「すみませんっていう。」「ケンカだめ。」と。

優しいんだな~。


明らかに相手が間違っている場面でも責められたら謝ってしまう、発達障害の中にはそういうタイプのお子さんは多くいます。謝ってしまってはいけない場面でも謝ってしまったり、よく分からないまま認めてしまったり。

今はそれでも丸く収まれば良いときもありますが、この先大人になってもこのように「非が無いのに謝る」「認めてはいけない場面で認めてしまう」ことがあっては大変なことになりかねません。


謝るべき場面と謝らなくて良い場面の区別、難しいですね。

いろんな場面を想定して練習してみなければ汗







にほんブログ村