今日も月に一度の発達障害の学習会でした。
寒い中、いつもたくさんの方が参加されています。こんなにたくさんの方々が発達障害を学ぼうと、こんな夜でも集まってくるんだな~となんだかありがたく思います。私が喜んでどうするの、って感じですが(笑)
今日のテーマは「認知行動療法」です。
認知行動療法とは・・・
「現実の受け取り方やものの見方を認知と言いますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法」
だそうです。
事実はひとつであるにもかかわらず、人によって事実のとらえ方や受け止め方が違います。この受け止め方を認知と呼びます。
何かの事実に対して浮かぶ考えは人それぞれです。みんなが同じ考えを持つわけではないのです。
その考え方には人それぞれクセがあります。
白黒思考、過度の一般化、心のフィルター、マイナス化思考、結論の飛躍、拡大視・縮小視
感情的理由付け、「べき」思想、レッテル貼り、自己関連付け
自分はどれでしょうね~?だけど、人はどれも少しは持ってるそうです。
自分の考え方のクセをつかみ、考え方、行動を変化させ、問題解決の技法を知る事。
簡単ではないですけどね~
この辺を分かりやすく書かれた本があるそうです。
シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫) 植木 理恵https://www.amazon.co.jp/dp/4101299927/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_mkmGyb5ZFMVEF
私もポチッとしました。読んでみます。
「自分自身で選択したことは、きっと良い結果を生む」という心の奥に持っているエゴイズムをコントロールイリュージョン(支配できる幻想)と言います。
これに対し、あらゆる情報に対して批判的に考えて分析する思考をクリティカルシンキングといいます。
どちらかと言うとハッピーなのはイリュージョンの方ですが、ここ一番な時にはクリティカルな思考も良いかも、だそうで。
そこの判断、難しい!(笑)ここ一番っていつだ!
心地よい、過度でない幸せのためには普段からたくさんのペルソナ(仮面)を持つことが大事なんだそうです。例えば、
「良いお母さん」だけでなく「友達と遊び歩く女子(笑)」「アイドルの追っかけ」「趣味に没頭する」・・・
自分がまず、幸せにならないと、子供を幸せにすることはできません。
ちょっと、肩の力を抜いて、考え方を見直して、息抜きも必要ですね。