子どもの将来を考えると・・・ | 例えば子供の引き出しの中

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発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
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明らかな自分のブログへの誘導的なコメントはお断りします。

子どもの今をじっくり見て、スモールステップでできる事を増やしていく、というのはまあ、皆さんどこでも聞く話だと思います。


いきなり大きな目標を立てると無理させたりストレスを与えます。


けれど、数年先を見据えて、そこから逆算して、今できそうな事をトレーニングするのはいい事なんです。


前向きにね。


例えばうちの子の場合、最終目標は独り立ちです。

自立です。それは身辺の事をひとりでやれると言う事ではなく、経済的な自立です。

生活費を100パーセント稼げと言うのではありません。それは定型発達(いわゆる普通の人)ができる事であり、うちの次男には無理です。

福祉的支援があっての上での自立です。


進学はありません。


今、支援学校では、企業への実習をこまめにしたり、色々なソーシャルスキルを学んだりしています。

就職のためのトレーニングを色々しています。


もし、次男が無理して普通校へ通っていたら、こんな授業はあったのかなぁ?

支援学級がある高校は少ないです。エンパワメントスクールもありますが、それでも次男には授業が難しいかも・・・。


発達障害児は学校を出ていきなり就職すると、結構大変だと聞きます。

環境の変化に慣れるのに時間がかかります。卒業後に通うカレッジや訓練校もありますが。

高卒で就職を目指すなら、支援学校の方がいいのかもな~と思います。

(何度もいいますが、支援学校は普通校へ行けない子が行くところではありません。必要な支援を受けるためにいくのです。)


こういうとそんなことはない、そういう社会が悪いんだと言う意見が出るんですが、社会はすぐには変わりません。そのために子どもに無理をさせることになります。


もちろん、みんなが支援できるような世の中作りは続けていきますが。


ただこれはうちの子の場合の話ですので、それぞれの子どもの特性や考え方、おうちの方針などで違う道もあります。


無理させて普通校へ通わせようとしているなら、ちょっと考えてくださいね。





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