昨日、ガイドヘルパーの講座に行って、講義を受けて思ったんですが、それまで私、ガイドヘルパーさんって、利用者さんが病院や、役所やそういう場所へ行く時の付き添いが仕事なんだと思っていました。
もちろん、それも仕事です。
けれど、それだけじゃない。
知的障害のあるかたって、学校を卒業すると、なかなか友人との付き合いがなくなります。(全員がそうとは限りませんが。)
1人で出かけられなかったり、お金の管理が難しかったり、一緒に出かける相手がいなかったり、仕事先以外での人との付き合いがなかったり。
趣味を持とうにも1人ではきっかけも無い。
休日の余暇活動が難しい。
家でじっとしているのが好きな人もいますが、本当はあちこち出かけたいのに出かけられない。
そんな人の余暇活動のお手伝いをするのもお仕事なんですね~!
映画に行きたい、ショッピングに行きたい、外食をしてみたい、旅行だってしたい。
そんなかたのお手伝いなんですね。
実は私、全国障がい者生涯学習支援研究会http://sss-kenkyu.jimdo.com/ という学会に参加していまして、その会の趣旨は
障がい児は、今日、希望すれば誰もが特別支援学校の高等部まで行けるようになりましたが、学校卒業後は、一般就労しても職場で友だちもなく、地域でも一人ぼっちで過ごしていることが少なくありません。このような姿を見かね、かつての担任教師などが、障がい者青年学級などを開き、当事者を励ますとともに、その生涯にわたる学びの大切さを訴えてきました。
しかし、それは必ずしも、関係者の大きな声や要求とまではなってきませんでした。ここにあらためて、「障がい者権利条約」に学び、これまで全国のあちこちで長年にわたって多様に取り組まれてきた貴重な実践的努力を障がい者の権利としての生涯学習として捉え直し、今後さらに広げていきたいという願いのもとに、『障がい者が学び続けるということ~生涯学習を権利として~』(田中良三・藤井克徳・藤本文朗編著、新日本出版社、2016年3月) を出版しました。
執筆者からは、これを機会に、ぜひ研究会をつくろうという声が沸き、2016年4月17日に名古屋で「出版記念の集い」を持ちました。21名の参加者はそれぞれが熱い思いを語り合い、絆を強め、これから広くみなさんに呼びかけて取り組んでいこうと、「全国障がい者生涯学習支援研究会」(仮称)準備会を発足させました。
多くのみなさんに、ぜひ会員となっていただき、お互いに励まし合って取り組んでいきましょう。
というものです。
講義を聞いていて、この事を思い出しました。
支援の形って色々あるんです。
これからもできる事からコツコツとやっていこうと思います!