第22回ばうむの会 茶話会ご参加ありがとうございました! | 例えば子供の引き出しの中

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発達障害関係者(主にお母さん)ならどなたでも参加できる茶話会を開いています。「ばうむの会」でFacebookやってます。
https://www.facebook.com/yaobaumu/

明らかな自分のブログへの誘導的なコメントはお断りします。


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本日もたくさんのご参加、ありがとうございました。

14名のご参加となり、テーブルを急遽追加しましたねあせる


今日は性教育についてのアンケートを皆さんからいただき、そのあとは率直なご意見、体験談を。

メールでいただいた事例も皆さんで考えました。

メールなので分からない点があったときは想像するしかないので難しいんですが、できるだけ皆さんで真剣に考えました。


ご参加の不登校のお子さんのいるお母さんは、子供さんが「お母さんから性についての生々しい話は聞きたくない」との事で、あえてネットを見せているそうですが、要らない知識もあるので訪問してくれている若い担任の先生(同性なので話しやすいかも)にも協力してもらったほうが良いかもという皆さんの意見に耳を傾けていました。


こういう問題は「寝た子を起こすからするな!」とタブー視してきた部分があります。

しかし、いつかは自立します。親はわが子の自立を願いながら、性のことには目を背けがちです。

「普通」の子供はある程度の年齢になると同年代の「ませた友達」や雑誌、ネットその他で情報を得ていきます。

学校ではそこまで深くは教えませんから。そして、自分なりに解決していき、それなりに「大人」になって行きます。

けれど、発達障害(特に知的に障害が重い子)は、そうは行かないのです。ほっておくと間違った知識を鵜呑みにし、相手の事も考えないで進むかもしれない。また、知らないがために被害者になるかもしれない。それは男子も女子もです。

だからこそ、間違った道を進まないように教えておかなければならない。


やり直しがきく他の事なら失敗から学ぶことも出来るかもしれませんが、こればかりは失敗は許されないんです。


やって良いことといけないことのデッドラインを教えるにはどうすればいいのでしょう?

まだまだこの分野は難しいです。


イヤと言われたことはやってはならない。

「恥かしいこと」と「そうではないこと」を理解する。嫌だと声を出す。・・・でも、話が出来ない子もいるんですよね・・・。


デイサービスの方やB型就労の方にも意見を伺いました。「かなりなお話」なのでここでは控えますが、かなり深刻な事態です。

デイと家と学校の連携が必要だと痛感しましたね。支援する方向けのガイドラインも必要です。過度の負担を強いるのはいけませんし、支援をやり過ぎない事も大事です。


これらをこれからも考えながら、DAISYにつなげられないかと模索していきます。


さて、次回の茶話会はクリスマスとなりました。

25日です。年末でお忙しいところですが、是非ご参加してくださーい!






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