昨日予告したように、作業所の見学会に参加してきました。
(ブログにあげる許可を貰ってないので場所は書きません。)
こちらは就労継続支援A型とB型の両方を展開してらっしゃいます。
最近はそういう所、多いですね。
こちらは株式会社の形を取っておられ、いわゆる社会福祉法人、NPOなどではないそうです。
そういう所も最近多いです。
A型はその作業所と雇用契約を結びますので、もちろん最低賃金の保証はあります。
けれど、色々な事情から労働時間は短く、4~5時間のところが多いですね。
だいたい朝9時10時からお昼の休憩を挟んで3時4時まで。
ちなみにこちらは10時から3時半だそうです。
B型も時間は同じですが雇用契約を結びませんので工賃程度のお金をもらいます。
少ない所では1万円以下、多くても2~3万です。(3万ももらえるところは少ないと思います)
こちらの作業所はB型でも1万円は出るようにしているそうです。
交通費は全額支給。お昼はA型は300円、B型は100円で提供しているそうですが、もちろん持参しても買ってきても良いそうです。
作業内容はいわゆる内職仕事をみんなで数こなす、といった所です。
おそらく農作業ではなく軽作業をメインにしている作業所は紙箱の組み立て、ラベル貼り、箱詰め・・・そういうものが多いようですね。
皆さん、とても真面目に静かに作業に取り組んでおられました。
こちらではやってないですが、もう少し大きい物では10連ハンガーとか100均グッズの組み立て、袋詰めなども請け負っている所もあります。
最近どんどんこういう作業所が増えていますが、仕事はどこからか発注してくれる所を探しているようです。
国からの給付金が出るとはいえ、利益を出さないと給料が出せないので、労働時間が短いのだといわれています。長時間働くことが難しい人もいますが。
A型は元々、どこかで働いていたけれど、うまく働けずに退職してしまった人がここで働く事に慣れ、再び一般就労を目指す所です。そういう人へのサポート体制がきちんと出来ているところと、そうでないところがあるように感じます。B型も同じです。
少なくても給料が出る、こういった作業所が増えるのは良いことだと思うのですが、ここでずっと働きたい人ばかりではないはず。そんな人たちへの精神的、人的、事務的なサポートも出来る作業所が増えれば、と思います。