自己認知と自己評価 | 例えば子供の引き出しの中

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ばうむのきょうしつで、今週からスキルアップのトレーニングとして自己認知スキルについてはじめました。


自己認知とは自分の性格や長所(強み)や短所(弱み)を自分で理解することです。

いきなり内面を知れ!と言っても難しいので、分かりやすい外見やデータ的なところから始めています。


客観的な自己認知が出来ると自分を正当に評価することができます。


正当に評価できると何が良いかと申しますと、


低すぎる評価→「自分は何をやってもダメだ」「何にも出来ない自分」「こんなのできるわけない」→やる前からあきらめモード


高すぎる評価→「自分は頭が良いんだ」「何でもできるはず」→出来なかった時に言い訳モード



となります。ちょっとだけ高めの評価が良いようです。


自己認知は言語化できるのが望ましいのですが、そのためには語彙を増やすことも必要ですね。

会話の中で増えて行く事が一番多いので、できるだけ回りも汚い言葉やチクチク言葉を使わないように。


自分の事を自己紹介の形で説明できると、次は他己紹介が効果的です。

よく知る相手の良い所紹介です。悪い所はちょっと横に置いておきましょう。

友達や同じ立場の人からのほめ言葉は自己肯定感につながります。

良い評価をそのまま自己認知に活かしましょう。


そのままの自分=普段の自分を知ることも大事です。

自分の体温は平熱いくらなのか→体調が悪いのが分かる

気持ちの良い温度→服装の調整が出来る

体調の悪いときを知る→無理をしない


自分でできる事は何なのか、日常生活の中でどう言う事ならできるのか?

朝、自分で起きられるのか?自分で荷物のチェックができるのか?自主的に宿題が出来るのか?

電車の時間を調べられるのか?時間が分かっても遡って何時に家を出れば間に合うかが想定出来るか?買い物が出来るか?ATMが使えるか?・・・・・


たくさんあります。


でも、一番大事なことは


出来ない事は助けてもらえば良いと言う事が分かるか?


それを知ると無理をしない、ストレスが少しでも減らせます。


回りまわって自分を知ると言う事は自分のためになっているんですねニコニコ


助けてもらうにはどうすれば良いのか、そのあたりも具体的に教えてあげられれば、と思います。






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